DX&マーケティング事業を展開するナイルは5月16日、就職活動の企業選び・企業選定における検索行動調査の結果を発表。調査は2023、2024年に就職活動をした499名を対象に実施した(出典元:ナイルのマーケティング相談室調べ)。
約4割が企業選びに「SNS」を使用
「就職活動をする際に企業選び/企業探しに使用したもの」を聞く質問では、「就活サイト」が58.5%と最も多く、次いで「就活関連情報Webサイト」が50.5%、「SNS」が41.3%という結果となった。
企業研究で役に立った情報は「口コミ」
「企業研究する上で、役に立った情報」について当てはまるものを聞く質問では、1位が「社員/元社員の口コミ」(40.7%)、2位が「社員インタビュー記事」(36.7%)となり、社員の声を参考にしているという傾向が見られた。
入社後にマイナスギャップを感じる人は半数以上
「入社後、企業研究したイメージとのマイナスギャップを感じたか?」という質問に「はい」と答えたのは63.1%と半数以上の人がマイナスギャップを感じていることが分かった。また、そのギャップを埋めるために欲しかった情報1位は「社員/元社員の口コミ」、2位は「社員インタビュー記事」と、企業研究に役立った情報と同様の結果になった。
これらの結果からナイルは、企業選びに「SNS」を利用している点や、「口コミ」「インタビュー記事」が欲しかった情報として上位にあることから、就活生は給与などの条件面以外にも、実際の社員の働き方などリアルな情報を求めていると考察している。