BOVAグランプリ受賞、ロッテ「クーリッシュ」短尺ドラマ制作の裏側

5月1日に全受賞作が発表となった、ブレーン主催オンライン動画コンテスト「BOVA(ボバ)」(第11回)。一般公募部門グランプリを受賞したのは、ロッテ「クーリッシュ」の課題作品「Let ‘s ギューリッシュ」だ。チームメンバーが制作の裏側を語る。

誰もが“ イラっ” とする瞬間を表現

冷凍庫から出てきた少年が「ストレスフルな皆さーん。怒りのエネルギーで、クーリッシュをギューッと握って、揉んで、飲みやすくしてみませんか?」と呼びかけるアニメーションから始まる本動画。

写真 動画 カット
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やがて舞台は、短尺のドラマが8 本連なるメインのパートへ。日常で遭遇したら“イラっ”としてしまうようなストーリーがテンポよく段積みで展開される。

デートらしき現場で女性をじっと見つめ「俺検定、合格」とナルシスト風に言い放つ男性、母親に「それってあなたの感想ですよね?」と口答えする生意気な子ども、フリマアプリのような画面で「もっと(値段を)下げた方がいいと思いますよ?」と強気なメッセージを送るユーザー、差し入れのクーリッシュを馴れ馴れしく頬に当ててくる先輩などが次々と登場し、思わずクーリッシュをギュッと握りしめたくなる、という流れだ。

写真 動画 カット
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動画を制作したのは、BBDO J WEST のプランナー/コピーライター 村上るり子さんと、ワンダーランドハウスのプロデューサー 泊香澄さんを中心とするチームだ。

村上さんは入社5 年目で、今回初めて応募した。「これまで業務優先でなかなか応募できませんでしたが、『今年こそは』と向き合うことにしました」。以前から親交があり、2 回目の応募となる泊さんに声をかけてチームを結成した。

(左から)村上るり子さん(BBDO J WEST)、泊香澄さん(ワンダーランドハウス)


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