電通グループは2024年5月16日、新たなグローバルブランド・プロポジション「Innovating to Impact」を発表した。「Innovating to Impact」は、dentsuの世界各地のチームのコラボレーションによって生み出された言葉。dentsuがビジネスの成長を促すだけでなく、人や社会、世界に対してポジティブな影響をもたらす成果を生み出すことに尽力していくという思いを反映している。
プロポジションの導入は、世界をリードする企業に対する、統合的な成長と事業変革の真のパートナーとしての位置づけを明確にするもの。dentsuのトランスフォーマティブ・クリエイティビティ、メディア、データ、テクノロジーを統合した力を活用し、イノベーションを通じてクライアントの成長を促すことへコミットメントを表しているという。
「Innovating to Impact」というタグライン、ブランド・マニフェストの開発を主導したのは、Dentsu Creativeイタリアのチーフ・クリエーティブ・オフィサー、リッカルド・フレゴーソ氏が率いるクリエーティブ・チーム。さらに、新ブランドのデザインは、八木義博氏が率いる、電通のチームが手掛けた。
電通グループ 代表執行役 社長 グローバルCEO 五十嵐 博氏は「Innovating to Impact」について、「『Innovating to Impact』は、クライアントのために成果を追求しイノベーションを進めていくという、私たちの揺るぎないコミットメントを宣言するもの。クライアント、および私たちの素晴らしい仲間たちを含むビジネスに関わる全ての方々に対する約束として、優れたエクスペリエンスとビジネスのトランスフォーメーションを通じ、可能性の限界を拡張しつづける」としている。
また、電通グループ グローバル・プレジデント – グローバル・プラクティスのジーン・リン氏は、「120年以上の歴史のなかで、イノベーションはつねにdentsuの核となるものだった。イノベーションは私たちのDNAであり、世界中のチームのカルチャーの内にあるものだ。成果を出すことに焦点をあてた取り組みとイノベーションを組み合わせることで、自らの能力を最大限に活用し、従来のモデルとは異なるものを求めるブランドや企業に、統合的な成長(インテグレーテッド・グロース)を提供していく」と述べた。
この記事を読んだ方におススメの記事
タイアップ
-
Hakuhodo DY ONE
「サステナブルなマーケティング」がもたらす持続的な成長のあり方 Hakuhodo DY ONEが研究発表
-
Uber Japan
Uber Eatsユーザーへのサブウェイ限定商品の認知を引き上げたUber広告の実力
-
オン・ザ・デスク・インターナショナル
「広報クリエイティブ」の専門家集団がつくる 高クオリティ広報誌の訴求力
-
TikTok for Business Japan
花王のヘアケア事業が躍進 変革における市場戦略とTikTok重視の背景