ダイドーグループホールディングスは5月24日、同社の連結子会社ダイナミックベンディングネットワークの完全子会社であるダイドービバレッジサービスがアサヒ飲料販売を2025年1月21日付で吸収合併し、社名をダイドーアサヒベンディングに変更すると発表した。
今回の吸収合併に伴うダイドービバレッジサービスとアサヒ飲料販売が一体化することにより、自販機業界の中で国内トップクラスの稼働台数を保有するオペレーション会社となるほか、両社の販売網の中心である東名阪エリアにてシナジー創出を見込む。
また、ダイドードリンコがノウハウを有する IoT 技術を活用したスマート・オペレーションをアサヒ飲料販売の管轄エリアにおいても推進。オペレーションスピードと品質管理能力、生産性の向上に加えて、労働負荷の低減による将来的な人手不足、人材確保という課題解決を図るとしている。
ダイナミックベンディングネットワークは、ホールディングスの連結子会社であるダイドードリンコとアサヒ飲料の共同出資により、2023年1月に設立。自販機事業の成長・発展を図ることを目的としていた。傘下には、ダイドービバレッジサービス、アサヒ飲料販売のほか、ダイドービバレッジ静岡、ダイドーベンディングジャパン、九州アサヒ飲料販売、ミチノクの6社を有する。
今後も、協業によるスケールメリットを活かしつつ、スマート・オペレーションを軸に効率的かつ高品質なオペレーションを追求し、自販機市場における確固たる優位性を確立するとしている。
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