「エモい」と謳わず、「エモい」と思わせるプロモーション
──発売初日に5000個。1年で5万個売り上げたと聞きました、どんなプロモーションを実施して、成果に結びついたのでしょうか。
蛭田:私は山本が最初に商品を見せてくれたときから、「これはいける!」と何となく思ったことを強烈に記憶しています。説明し難いのですが、私自身もZ世代ということもあり、自分が刺さったのであれば他のZ世代にも響くのではないかと感じたのだと思います。
とはいえ、もちろん最初は認知を獲得するための施策が必要です。発売当初から注力しているのは、SNSの活用。ですが、ここで一番気を付けているのは「決して宣伝にならないこと」です。「音楽を登録できるキーホルダーだ」ということは伝えるのですが、それ以上は見つけてくれた人の想像力に任せるといいますか。押し売りをしないことを大前提に発信しています。
山本:Z世代に商品を選んでもらうためのキーワードとして、「自分ごと化」という言葉をよく聞くと思うのですが、当商品で言うと、“想像力に任せる” という部分がまさに「自分ごと化」に繋がる要素だと思っています――
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