ハナマルキは5月27日、チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)にクリエイティブディレクター/アートディレクターの塩内浩二氏(カトレヤトウキョウ主宰)が就任すると発表した。6月1日付。
塩内氏はこれまでハナマルキの「液体塩こうじ」や「すぐ旨カップみそ汁」のリニューアルデザインに企画の段階から携わったほか、「すぐ旨カップオートミールシリーズ」のアートディレクション、音楽アーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」とのコラボレーションのクリエイティブディレクションなどを手がけてきた。


塩内氏は1985年愛知県生まれ。英国留学後、京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科卒。これまで10年以上にわたり、ファッション、音楽、アート領域でクリエイティブディレクション、アートディレクション、グラフィックデザイン、映像、プロダクトデザイン、インスタレーションなどに取り組んできた。個人名義でもアート活動を展開している。
ハナマルキは2018年に創業100周年を迎えた老舗メーカー。塩内氏は「伝統を重んじながら、多彩な表現をかけ合わせることで、革新的で新しいハナマルキをお客さまにお届けできれば」と話している。
ハナマルキでは、デザインを軸とした思考と手法が新たな視点をもたらすと期待を寄せる。「ブランドマネジメント・メディアプランニング・パブリックリレーションズ・サービスデザインと多岐に及ぶことで、企業の存在意義を明確にし、クリエイションによる成長戦略の加速を目指す」としている。
