韓国はトレンドの卵の宝庫? Z世代プランナーによる「韓国トレンド研究室」がスタート

それは現在、「韓国」が非常に大きな割合を占めているのです。先にあげた、MBTIやオニワッサンなどの例もすべて、発祥や最初に流行り始めたのが「韓国」のものばかり。

Z世代である私自身の感覚も含めて、「韓国で話題になったものが、情報感度の高い“Z世代”によって日本でも流行り始める」という流れがここ数年の日本のトレンドの生まれ方の主流になっていると思います。

少し話は変わりますが、私は、

①時代が変わっても変わらない普遍的・根源的なインサイトをついている

かつ、

②トレンドや世の中の流れを最先端で捉えることによって、“今までにないもの”になっている

という2つのポイントの掛け算でつくられた企画が、一番ジャンプ力があると考えていて、自分自身、そんな企画ができるようになりたいと思っています。

しかしトレンドというのは、特に現代では移り変わりが非常に早く、1カ月前に初めて出てきたものが、1カ月後には知らない人がいないほどまでに成長していることも多々あります。逆に、1カ月前までは誰もが口にしていたトレンドが、1カ月後には誰にも見向きもされなくなっていることもあります。


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佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)
佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

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