「今宵、どうぞお好きなように」　椎名林檎がコピー考案、サントリー「碧Ao」

サントリーは29日、「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」とミュージシャンの椎名林檎さんがコラボした新Webムービー「今宵、どうぞお好きなように」篇をサントリー公式YouTubeチャンネルにて公開した。ムービーではウイスキー「碧Ao」の魅力を、児玉裕一監督による特別撮りおろし映像で表現。楽曲は同日発売の椎名さんのニューアルバム『放生会』収録の新曲『茫然も自失』が用いられ、椎名さん考案のコピーと、これまで椎名さんの世界観を共につくりあげてきたクリエイターも加わり、「碧Ao」の魅力を訴求する。

「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」は、同社蒸溜所の世界5大ウイスキー（アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本）の原酒のみをブレンドしてつくられたウイスキー。原酒それぞれの特長を生かすハイボールのつくり方や、様々な香りや味わいを引き出す飲み方を提案し、2022年からは俳優の岡田将生さんとKing Gnuの井口理さんを起用したテレビCMなども展開してきた。

今回のコラボレーションは、椎名さんがこれまでの作品に描いてきた「自由」と、世界5大ウイスキーをブレンドするという「碧Ao」のウイスキーの常識にとらわれない発想が融合。椎名さん考案の「おもしろおかしく生きたいね」「人生を、敢えて割り切らない」「今宵、どうぞお好きなように」のコピーと共に、「碧Ao」の魅力を描く。

Webムービーでは、多種多様な「碧Ao」が登場。ハイボール・ストレート・水割り・ロック等、個性豊かで自由な楽しみ方を訴求する。

新Webムービー「今宵、どうぞお好きなように」篇（63秒）。

監督とナレーションを務めたのは、これまでも椎名さんのMVを手がけてきた映像ディレクターの児玉裕一氏。ニューアルバム『放生会』でも演奏を担う石若駿氏(drums)、鳥越啓介氏(bass)、林正樹氏(piano)、佐藤芳明氏(accordion)の4名がムービーに出演し、椎名さんとセッションする。

CDを務めた電通の嶋野裕介氏は「THEウイスキーのCM。目指したのは『いま一番カッコよく見えるウイスキー』です」と話す。

「椎名林檎さんは歌い手であり、飲み手であり、碧Aoの象徴。この映像自体が、ウイスキーがもたらす豊かな時間の一部となれば。個人的には、日本を代表する豪華なミュージシャンに囲まれたステージを現場で直接見ることができたのは、本当に幸せな時間でした」（嶋野氏）。

Webムービーの公開にあわせ、新宿駅メトロプロムナードにて全長約50mにわたって6パターンの広告を掲出する。期間は6月2日まで。