世界85カ所以上のOOHに大谷翔平が登場 伊藤園「お~いお茶」広告の第3弾

伊藤園「お~いお茶」は5月30日、世界85カ所以上の国と地域でOOHジャックを実施すると発表した。「お~いお茶」は4月末、グローバルアンバサダーとして大谷翔平選手と契約。これまでも大谷選手を起用した広告を掲出してきた。今回は大谷選手を起用した広告施策の第3弾となる。同社による、世界を横断した屋外広告ジャックは今回が初となり、最大規模の取組みだ。

OOHジャックは5月31日から実施。大谷選手の地元である岩手県・盛岡駅の屋外広告を皮切りに、ニューヨークのタイムズスクエアなど、世界85カ所以上で掲出を行う。国内では、12都道府県の82カ所以上。国外ではアメリカ、韓国や台湾の計6カ所で順次公開する予定。

アメリカでは、大谷選手が所属するロサンゼルス・ドジャースの本拠地があるロサンゼルス、とニューヨークのタイムズスクエアに掲出。大谷選手が試合でニューヨークを訪れる期間についても、タイムズスクエアへの広告掲出を予定している。

写真 OOH ニューヨークのタイムズスクエア

写真 OOH 韓国

アメリカや韓国での掲出イメージ。

伊藤園の担当者は、OOH展開の背景について「『日本の魅力的なお茶文化を世界に広めたい』という、当社と大谷選手の共通の想いを、国内外に届けるべく、多くの方に見ていただけるOOHを選択した」と話す。

また、グローバル契約発表時に展開した新聞広告が大きな話題を呼んだことで、今回のOOH制作にも反映した部分があったという。
「第1弾の新聞広告でボトルのパッケージ裏に記載されている俳句をオマージュし、オリジナル俳句『いつの日も、僕のそばには お茶がある』を掲載したところ、多くの反響をいただきました。そこで今回は、話題を呼んだパッケージを活用して、よりリアルな演出をはかりたいと考え、新聞広告展開時に使用した同様の俳句を載せたボトルパッケージの柱巻き広告を採用しています」(伊藤園 担当者)。

写真 柱巻き広告 渋谷駅と名古屋駅に展開

柱巻き広告は、渋谷駅と名古屋駅に展開する。

制作を務めた、CIRCUSのクリエイティブディレクター/コピーライター 小竹海広氏によると、今回のプロジェクトは新聞広告の反響を活かして、アンサー広告として位置付けたという。「お茶で一息つく時間が、心と身体、ささえてくれる。その体験を、世界中の人に伝えたい。」と、大谷選手が所信を表明するテーマとなっている。

写真 「お~いお茶」kv

さらに、メインビジュアルでは、新たなタグラインと呼応するように、大谷選手のリラックスした表情で仕上げることを狙ったという。

「ブランドの新タグライン『心と身体、ささえてくれる』と呼応するように、大谷選手のリラックスした表情や、ナチュラルなトーンを意識しました。また、渋谷スクランブルスクエアビジョンには『お~いオオタニサン!』という表現のOOHを掲出。大谷選手に呼びかけているような、大谷選手と伊藤園のユーモアな関係性の表現を狙っています。

世界85ヶ所以上での展開ということで、グローバルキャンペーンとしてのスケール感を感じてもらい、お〜いお茶ブランドの大きな挑戦の姿勢が伝われば嬉しいです」(小竹氏)。

写真 渋谷スクランブルスクエアビジョンの掲出イメージ。

渋谷スクランブルスクエアビジョンの掲出イメージ。

スタッフリスト

企画制作 CIRCUS
ECD 浅田 学
CD+企画+C 小竹海広
Activation Planner 池田一弘
Digital Planner 金谷圭介
SNS Planner 高山真季
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C 安念有加、Fernando Ursine(English)
D 平田明子(アシスタント)、金子夢可(Web)、海翔(Web)
Excective Total Producer 河野 広一
CPr 川村 和
Pr(Web) 佐藤 陸
Web Front End Developer 伊藤勇気
撮影 花房 遼、佐藤康太郎(アシスタント)、川島悠輝(アシスタント)
レタッチ 津金卓也
Calligrapher 富永 泰弘
ST KUNIO KOHZAKI
PRプランナー 松本 星、菅原雄飛、溝渕航大
Total Business Producer 大村春洋、金井綾音
AE 影山 亘、橋本久美、浅田宏樹、三根蛍斗、相原悠人、黒田梨緒
出演 大谷翔平


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