メタバース活用のマーケ効果指標を設計 電通・テレ朝・クラスターが共同出資 

電通とテレビ朝日、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を提供するクラスターの3社が、新しい体験型エンターテインメントの提供や、クリエイターエコノミーの機会創出、企業によるメタバースのマーケティング活用を支援するための共同出資事業を開始する。同共同出資事業では、マスメディアとイマーシブメディアを掛け合わせた新しいユーザー体験を提供するとともに、メタバースをマーケティング活用するためのテレビメディア連動型効果指標モデルの設計やトライアルを実施する。

第1弾として、テレビ番組連動型のメタバースイベント「メタメタ大作戦」を2024年7月20日~9月1日までの6週間にわたり毎日開催。本イベントの様子は毎週金曜深夜0:45〜1:15に関東地区で放送されるテレビ朝日の情報バラエティ番組「金曜日のメタバース」を中心にレポートされる。

実データ グラフィック ©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

同事業では「メタメタ大作戦 製作委員会」を組織し、3社が協力して継続的なイマーシブメディアのビジネスモデル化およびメディア横断型の新たなマーケティング効果指標の設計を行う。

“メタメタ大作戦”では「この夏、強制ログイン!史上最大のバーチャル文化祭」をコンセプトに掲げ、テレビコンテンツを視聴するだけでなく、参加者がクリエイターとしてアバターやワールドを創造し、その世界観に参加できるというメタバースの特徴を生かした体験型の「新しいエンターテインメントの形」を提案。テレビ朝日がcluster上で運営するバーチャル空間「光と星のメタバース六本木」内の特設会場「メタメタ学園」で、「ミュージックステーション」や「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」をはじめとするテレビ番組と連動したブースの展示や、参加者同士が楽しめる企画を提供する。

クリエイター参加型のコンテスト「ブルーロックPresents 無限に遊べる!!未来のサッカーコンテスト」では、アニメ『ブルーロック』をイメージしたワールドやゲームワールドを自由に制作し、clusterに投稿。優秀作品は番組や「メタメタ大作戦」ワールド内で紹介される。

実データ グラフィック アニメ「ブルーロック」と連動した、クリエイター参加型コンテスト。

アニメ「ブルーロック」と連動した、クリエイター参加型コンテスト。

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