第11回BOVA表彰式、グランプリ「Let’sギューリッシュ」受賞チームなど表彰

宣伝会議が発行する月刊『ブレーン』主催のオンライン動画コンテスト「BOVA(ボバ)2024」の贈賞式が5月30日、東京・渋谷で開催された。受賞チームや協賛企業の担当者、審査員ら約150人が来場し、グランプリをはじめとする受賞作品の数々を称えた。

写真 人物 集合

「BOVA(Brain Online Video Award)」はオンラインに特化した動画コンテストで、映像制作業界の活性化と、これからを担う動画クリエイターの発掘・育成を目的としている。

2013年に始まり、11回目となる今回は、協賛企業の課題に対する動画作品を募る「一般公募部門」に362点、企業が実際に展開した動画作品を募集する「広告主部門」に130点と、計492点が集まった。

贈賞式は、受賞作品の映像を流しながら進行。最終審査員から受賞者へ賞状などが贈られた。

一般部門のグランプリは、ロッテの課題「『クーリッシュ、チョー飲みたい』そんな気持ちになる動画」への応募作品「Let’sギューリッシュ」だ。制作者は村上るり子さん(BBDO J WEST)、泊香澄さん(ワンダーランドハウス)ら。

写真 人物 集合 最終審査員の太田郁子さん、一般部門グランプリを受賞した村上るり子さん(BBDO J WEST)、泊香澄さん(ワンダーランドハウス)、最終審査員の眞鍋海里さん。

(左から)最終審査員の太田郁子さん、一般部門グランプリを受賞した村上るり子さん(BBDO J WEST)、泊香澄さん(ワンダーランドハウス)、最終審査員の眞鍋海里さん。

約160秒の本作では、日常のちょっとした苛立ちから思わず「クーリッシュ」をぎゅっと握りしめたくなってしまう8つの場面を描いた。「女性に対し『俺検定合格』と言い放つ男性」「『それってあなたの感想ですよね』と口ごたえする息子」「相槌が早すぎる後輩」「強気で値下げしてくるフリマアプリユーザー」などが登場し、共感を呼ぶ短尺ドラマがテンポよく連なる構成となっている。視聴者を飽きさせないよう、最初と最後にはアニメーションも組み込んだ。

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