Z総研は6月3日、全国のZ世代626人を対象に実施したインターネット調査の結果から、「Z総研2024年上半期トレンドランキング」を発表。また、Nom de plumeのZ世代フォロワー12万⼈に聞いた編集部セレクトの「2024年下半期ネクストトレンド予想」も同時に発表した。2024年上半期のトレンドを、「言葉」「食べもの・飲みもの」「俳優・女優」「コト・モノ」「YouTubeチャンネル」「アーティスト」などに分類した。
「流行ったコト・モノ」では、「BeReal.」が半数以上の票を集めて1位に。「BeReal.」とは、大学生を中心に注目を集めている、内カメラと外カメラの同時撮影でリアルな今の姿を特定の⼈と共有できるアプリ。
Z総研は、「⽇常の出来事やあるあるを共有して楽しむ⼈が増加。周りとの繋がりをベースとしたサービスやコンテンツが⼈気な傾向にある」と分析している。
2位の「猫ミーム」は、猫のおもしろ切り抜き画像や動画を使⽤し、⽇常の出来事やあるあるネタを再現したもので、2005年頃に流⾏ったLolcatsから進化して再来した。
「流行った食べ物・飲み物」の1位は「アサイーボウル」に。そのほかランクインしている⽔切り製法でチーズのように固く作られた「ギリシャヨーグルト」やコンビニの商品を⾃分でアレンジして楽しむ「コンビニアレンジドリンク」など、簡単かつ⾃分好みにアレンジしている様⼦をSNSでシェアをしているZ世代が多く見られるという。
さらに、韓国にあるカフェで猫の形をしたプリンを激しく揺らすショート動画が話題となった「猫プリン」が3位に、「コト・モノ」部門では「猫ミーム」が2位にランクインしているように、猫にまつわるコンテンツが上位に挙がっている傾向がある。
「流行ったアイドル」では、昨年放送されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生した11人組のガールズグループ「ME:I」が1位に選ばれた。
「流行ったアーティスト」は、昨年下半期でも1位だった「Mrs. GREEN APPLE」が今年上半期も1位に。4月にリリースした新曲『ライラック』を皮切りに、8月まで5カ月連続でタイアップ曲をリリースすることを発表したことに加え、複数のテレビCMにも出演するなど、今後の動きが注目されている。
そのほかのトレンドランキングは以下の通り。