利用シーンの拡大狙うOOH ミツカン、アジフライと「味ぽん」のラッピング車両

車両内の中吊り広告ではアジフライと「味ぽん」の相性が良い理由を紹介。顧客に「味ぽん」の新しい利用シーンを想起してもらう狙いだ。中吊り広告の期間は6月1日~2025年3月31日まで。

広報担当者は「『味ぽん』の認知は高いが、購入経験にはまだ伸びしろがある」と話す。ラッピング車両や車内の中吊り広告を通じて、実際に「味ぽん」をかけてアジフライを食べてもらい、利用シーンの拡大を図る考えだ。6月2日には松浦駅の下り線ホームで出発式を開催。友田吉泰市長などが参加し、地元有志による松浦龍王太鼓の演奏で車両入線を盛り上げた。三陽のアジフライと「味ぽん」の試食配布なども実施した。

ミツカンと味覚に関するコンサルティングを行うAISSYは2023年1月、慶応義塾大学が開発した味覚センサー「レオ」を用いてアジフライにつける調味料の相性度を測定。「レオ」は人間が味を感じ取るための器官である「味蕾」の代わりに、センサーが電気信号を測定することで味を定量的な数値データ化する。測定の結果、「味ぽん」の相性度は97.3点で、ソースやタルタルソースよりも相性が良いことが判明。客観的に証明されたことを受け、同社はアジフライを含む揚げ物に最適な調味料として「味ぽん」の提案を強化している。

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