ヤマト運輸は、菅田将暉さんをキャラクターに起用し、新CM「宅急便カーボンニュートラル配送『やさしい』」篇、「宅急便カーボンニュートラル配送『本気』」篇、「宅急便カーボンニュートラル配送『新しい常識』」篇の3本を、環境の日である6月5日に公開した。
宅急便カーボンニュートラル配送『やさしい』篇のカット
新CMは、スタジオでヘッドホンを付けた菅田さんが歌うシーンから始まる。この歌は、これまでの宅急便のCMで親しまれてきたサウンドロゴ♫クロネコヤマトの宅急便~。今回のCMでは、このサウンドロゴを約15年ぶりに復活させた。
同社は、環境ビジョンで「つなぐ、未来を届ける、グリーン物流」を掲げており、物流のGHG自社排出実質ゼロに挑戦し、持続可能な未来の実現に貢献する価値創造企業になることを宣言している。そのアクションの一貫として、2024年1月30日、ヤマト運輸の「宅急便」「宅急便コンパクト」「EAZY」でカーボンニュートラリティを実現した。
「今回のCMのテーマであるカーボンニュートラル配送の宅急便とは、宅急便がカーボンニュートラリティを達成したということ。つまり、宅急便が、今まで以上に「やさしい」サービスになっている。実は、これってすごいことです。というのも、宅急便は、日本で一番使われている宅配サービスで、年間約23憶個ほど流通するサービスなので、日本の物流が劇的に変わるということだからです。
オリエンでは、このすごいサービスがまだまだ知られていない。まずは、「日本中のみなさんが日常で使っている『宅急便』が、実はカーボンニュートラルになっているということを知ってほしい、というシンプルなオリエンでした」と、クリエイティブディレクター 吉川隼太氏。
今回は、「カーボンニュートラル配送の宅急便」の「認知」を獲得することが最大のテーマ。そのための最適なコミュニケーションとは何かを考える中で、ヤマト運輸から「サウンドロゴ」を活用してはどうかというアイデアがあがった。そこで、クリエイティブチームは、♫クロネコヤマトの宅急便~というサウンドロゴを、「クロネコヤマトのカーボンニュートラル配送の宅急便」として再収録することで復活させ、「6秒」を中心に、コミュニケーションのすべてを設計することを決めた。