――この先の20年間において、どのような変化が起きるか、どのような変化を起こすべきかについて、下記からテーマをひとつ選び、そのように考えた背景について、教えてください
- マーケティング: チャネル・流通・購買、消費・利用、および広告、メディアビジネス)
- クリエイティブ: 商品・プロダクトなどのサービスデザイン、コミュニケーションにおけるクリエイティビティ
- テクノロジー: マーテク、アドテクに限定せず、社会や個人の活動全体の可能性をひらき、生み出すもの
- サステナビリティ: 狭義の環境問題に限定せず、社会や個人の活動全体を維持改善していくもの
さほど変化はないと思われるが、あえて言及するなら、マスメディア掲載を狙う形の広報が減る可能性が大。新聞、雑誌、テレビよりも、自社コンテンツの開発。オリジナル動画コンテンツの制作が増える。コントロールの効く有料媒体への出稿が増加すると予想される。時間の短縮化、思い通りの表現、都合のいいメッセージの拡散が理想とされるだろう。
野呂エイシロウさんのAdverTimes.コラム
123RF
『テレビPRで、売り上げをつくる!』
学生時代からマーケティングに関わり、 『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家としてデビューした 自称“世界で一番ゆる~い戦略的PRコンサルタント” 野呂エイシロウさん。 これまでに数多くの人気番組に構成作家として参加する一方、 近年はさまざまな企業の戦略やPRにおけるコンサルティングも務めています。 このコラムでは、テレビを知りつくした野呂さんならではのPR戦略の発想、 話題の作り方、そして緻密に仕組まれた戦術の裏側を チラリ、チラリと見せていきます。