第60回、第61回と2年連続で「宣伝会議賞」に課題協賛をしたTOPPANエッジ。同社では協賛企業賞決定直後、3月から4月にかけて実施したキャンペーン告知動画において、受賞作品を活用した。一般部門と中高生部門の両部門協賛から見えたポイントや、今後の展望について話を聞いた。
※本記事は、宣伝会議2024年7月号の転載記事です。
※本記事は、宣伝会議2024年7月号の転載記事です。
作品をキャンペーンの広告に活用
2年連続で課題協賛を行ったTOPPANエッジの課題テーマは、金融機関や行政などに対して住所変更や口座振替などの各種手続きをスマートフォンで簡単に行える共通手続きプラットフォーム「AIRPOST(エアポスト)」。第61回では一般部門と中高生部門の両部門で作品を募集した。
一般部門(左)と中高生部門(右)で、同サービスで展開する「めんどくさ荘とエアポス斗」のキャラクターが発するセリフを募集した。
「AIRPOST」のサービス開始は2020年6月。2023年4月には、TOPPANグループのテレビCMシリーズ「すべてを突破する。TOPPA!!!TOPPAN」の一環として「AIRPOST」をテーマとした「手続き一括篇」を放映するなど、認知施策に注力してきた。同社でサービスのプロモーションに携わる野田彩夏氏は「CM放映で名称について一定の浸透効果はありましたが、サービスの性質上“ちょっと使ってみよう”とはなりにくいもの。認知よりさらに先の、興味関心やさらなる理解促進のため、2年目の協賛を決めました。さらに応募作品を活用したプロモーションまでを一連で行うことで、露出の機会をより増やしたいと考えていました」と話す。
今回は、協賛企業賞2作品と中高生部門のグランプリ作品を活用した合計3本の動画を制作。声優の大塚明夫さんを起用し、2024年3月12日から4月12日に実施した、「その引越し、おごります!」と銘打った、AIRPOSTの利用で最大10万円分のデジタルギフトが当たるプレゼントキャンペーンの広告に活用した。