「サービスの未来を見据えた言葉が集まった」 TOPPANエッジの『宣伝会議賞』活用例

社内ポータルの関連記事閲覧数が通常の3倍に

協賛企業賞の選考では、まず野田氏を中心としたプロジェクトの4名で各部門20作品程度に絞った。その後広報や営業など部門を横断した15名の選考チームを組織。4つのグループに分かれて議論を行いながら、最終的に決定した。

「他部署の新入社員や、業務で言葉を扱うので興味があるという社員など、約半数が自主的な参加でした。また『中高生部門でグランプリを獲得した』というニュースを社内ポータルサイトに掲載したところ、閲覧数が通常に比べて約3倍になるなど大きな反響があったんです。インターナルコミュニケーションの一環としても効果がありました」。

TikTokやX、YouTubeで展開した動画の視聴率やLPへの流入数は通常と比較して高く、当初の目標を上回っていたという。

「AIRPOST」そのものは、今、連携企業の拡大やさらなるユーザー獲得に向けて転機を迎えるタイミングにあると野田氏。「この2年で応募いただいた作品の中には、サービスの芯を言い当てた表現であっても、現在の規模感や方向性とは異なるものもありました。皆さんが、このサービスの将来を見据えて考えてくださっていることが伝わってきた。今後、私たちが目指す形に近づいたとき、これまでいただいたアイデアがさらに生かせるのではないかとも考えています」と話す。

また現在、社内の他の事業のプロダクト担当者からも「宣伝会議賞」で何か取り組めないかといった相談が来ているそうだ。「1年目に出席した贈賞式でお会いした応募者の方が皆さん非常に輝いていて、賞に対して真剣に取り組まれていることを知りました。引き続き、インターとアウター双方のコミュニケーションに生かしていけたらと考えています」と、今後の展望を語った。

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