好評だったキッチンカー戦略を再び 江崎グリコ、「SUNAO」ブランドの周知図る

「SUNAO」は、2017年2月に誕生。アイスの販売からスタートし、現在はビスケットやパスタなどジャンルを拡大している。今年3月に発売した「SUNAO Special」は例年より気温が高い春にアイスを食べる「春アイス」需要に応え、好調に推移している。5月に発売した「SUNAO ごろっと具材の生パスタ」も、気軽に調理できる冷凍食品であることが好評で、時間がない昼食でも健康に気を配りたい人に訴求する考えだ。

「適正糖質」とは、「食・楽・健康協会」が提唱したもので、1食で摂取する糖質量20~40グラム、間食では10グラム以下を指す。健康意識が高まる一方、糖質制限で不満を抱える人も多く、「SUNAO」は無理なく主食や間食を楽しめることをコンセプトとしている。

健康イノベーション事業本部健康事業マーケティング部の福永稚菜氏は「おいしさを実感してもらう事が大切」とキッチンカーの意義を強調。「こだわったおいしさを多くの人に伝え、(おいしさと適正糖質で)二度驚いてほしい」と意気込みを語った。

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