これからの20年間は空間のDXが加速する(澤邊芳明)

――この先の20年間において、どのような変化が起きるか、どのような変化を起こすべきかについて、下記からテーマをひとつ選び、そのように考えた背景について、教えてください

  • マーケティング: チャネル・流通・購買、消費・利用、および広告、メディアビジネス)
  • クリエイティブ: 商品・プロダクトなどのサービスデザイン、コミュニケーションにおけるクリエイティビティ
  • テクノロジー: マーテク、アドテクに限定せず、社会や個人の活動全体の可能性をひらき、生み出すもの
  • サステナビリティ: 狭義の環境問題に限定せず、社会や個人の活動全体を維持改善していくもの

テクノロジー:マーテク、アドテクに限定せず、社会や個人の活動全体の可能性をひらき、生み出すもの

一問目の回答は、スマートフォン時代の幕開けにおける大きなエポックでした。

そして、この後、軽量化されて常時装着するタイプのスマートグラスが普及すると考えています。2000年から20年間はメディアのDXが進んだ時代でした。これからの20年間は空間のDXが加速する時代です。都市、エリア、施設、家、あらゆるスケールにおいて人と空間が接続し、人々の好奇心を支援する時代が訪れます。

私は、自分自身の長期入院や父親の老後を見て、退屈が最も害悪だと考えています。


澤邊芳明さんのAdverTimes.コラム

『Webプロダクション進化論』

日本のインターネット黎明期の1997年に24歳で創業し、今や社員110人を抱えるクリエイティブエージェンシーのトップとして現場を指揮する筆者が、創業以来初めて半生を振り返ります。ワン・トゥー・テン・デザインの歩みの中で、経営者として感じてきたことや、ディレクターとして現場を見てきた経験から思うこと、さらにWebデザインやクリエイティブの仕事や今後のビジョンに至るまでを12週にかけて綴ります。

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