月刊『宣伝会議』は、日頃より広告・マーケティング・クリエイティブ産業に関わられる皆さまにお力添えいただき、70周年を迎えることができました。誠にありがとうございます。周年を迎えるにあたり、月刊『宣伝会議』5月号では、 関係各社の皆さまからコメントをいただきました! ご協力いただき、ありがとうございました。
※掲載は氏名五十音順・敬称略
<質問文>
①コミュニケーション・ビジネスに関わるお仕事をされる上で、ご自身が矜持とされていることをお聞かせください。
②月刊『宣伝会議』の70周年に際して、一言コメントをお願いします!
①最近使われなくなってきた言葉ですが、常にミーハー(流行に敏感)であること。直接関係ない業界や事柄でも、世の中の流れに敏感であることが大切だと思っています。また、受け手の立場で思考すること。企業の想いを伝えたくなりがちですが、受け手がどう感じるかを常に意識するようにしています。
②創刊70周年、おめでとうございます。広告マーケティング業界のバイブルとして、創刊以来業界の発展に大きく寄与されており、私も貴誌から多くを学びました。これからも、様々な視点からの勉強になる誌面を期待しています。
①「マーケティングとは継続すること」をベースに少なくとも3年継続する、できるかを基準に色々な戦略を構築しています。「マーケティング論は恋愛論」どうやって認知してもらい、どのようにして興味関心を獲得して、購入してもらった後はどうやって関係を継続するのか戦術はほぼ同じ。戦術は100人いれば100 通り。
②70周年おめでとうございます。日本の宣伝関係の礎となり長きにわたって貢献してきた結果ですね。これからもよろしくお願いします。
①ひとりのクリエイターの想像力で、世界を変える。広告とは、そんな奇跡を起こせる仕事です。私が創業したunerryは生活者のビッグデータを駆使していますが、技術力だけではなく、心を動かすクリエイティブの重要性を強調しています。データを背景にしながらも、人々の感情に訴えかけるクリエイティブなアプローチを追求し、その努力を10 倍にすることで、真に響くメッセージを届けることを目指しています
②この業界にいて、宣伝会議さんが提供される講座・メディア・セミナーに触れていない人はひとりもいないと思います。これからの10年、20年、そして70年後も、その変革を見守るのが楽しみです。
①世界には素晴らしい製品やサービスが溢れていて、発見されるのを待っています。現代人が1日に触れる情報が江戸時代に生きる人の1年分と言われ、多様化を続ける価値観の中で、必要な人に必要な製品やサービスの存在を届けて出会いを創出する広告という仕事の尊さはこれからも変わらないと信じています。
②日本初の広告専門誌としての立ち上げから、その不動の哲学を厳粛に守り、変動の激しい広告業界に対して、時には分かりやすく、時には深遠な問いを投げかける形で、いつも鋭い刺激と深い洞察を提供いただいていることに、感謝申し上げます。これからもその精神的な支柱としての役割を果たし続けられることを期待しております。