C-Unitedは6月10日、同社が運営する『カフェ・ベローチェ』のブランドロゴ刷新を発表した。店舗への導入は銀座・池袋エリアから開始、その他も順次改装を行っていく。
また刷新を記念して、店舗の実物看板が抽選で当たるキャンペーンも実施する。
これまでも黒ねこグッズを販売してきたベローチェ。時には好評で完売するものもあるなど、人気は高い。
ロゴ刷新の目的について、同社ナショナルマーケティング部 広報の担当者は「ブランドメッセージの体現」するためだと話す。
「『ベローチェ』はイタリア語で『迅速』を意味します。毎日を忙しく過ごす方々に、少しでもくつろいでいただけるよう、スピーディーな商品と気持ちの良いサービス提供で、“身近で癒しの場所でありたい”という想いを込めているものです。今回のロゴ刷新も、このブランドの想いを表現するために行いました」(担当者)。
また、シンボルに「黒ねこ」を用いた理由は、ベローチェの前身である「珈琲館シャノアール」からきている。「シャノアール」はフランス語で「黒ねこ」の意味。ベローチェではこれまでもシンボルとして愛されてきた。
「新ブランドロゴには、前身の歴史を大切にし、この先もお客さまにとって身近で癒しの存在でありたいという想いも込められています。マグカップの後ろにたたずみ、休息のひとときに寄り添う黒ねこの姿を描いたデザインで“身近な存在”や“癒しの存在”を表現しました。前述したブランドの姿勢を象徴できるよう、全体的に柔らかなラインで構成し、安らぎを感じられるデザインに仕上げました。これからはベローチェのシンボル的な存在である“黒ねこ”が、看板猫となってお客さまをお迎えします」(担当者)。
さらに広報担当者によると、これまでのロゴは店名のアルファベット表記のみだったが、シンボルマークがないことで、店舗の視認性が低いことも課題に思っていたのだという。
「刷新したロゴにはシンボルマークの黒ねこを入れました。これによって、店舗に辿りつきやすい目印となるコミュニケーションをつくり、素早い来店導線の設計を狙います。目印ができたことで、ベローチェを探す時間が減り、入店前から時間を短縮でき、結果的にお客さまの大切な時間を最大限有効に使っていただけると考えています」(担当者)。
左が旧ブランドロゴ 。ロゴ刷新前から反響も大きく、6日に公式Xアカウントで刷新を発表したポストには、6700件を超えるいいねが集まっている。