スープストックトーキョー、トライベックほか5社 コミュニケーション・ビジネスに関わる仕事での矜持とは?

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倉橋健太

プレイド
代表取締役

2011年10月にプレイドを創業。2015年、企業のカスタマーデータ活用を支援するクラウドソフトウェア「KARTE」を提供開始。顧客戦略またはDX戦略の推進基盤として、EC、金融、不動産、人材他、幅広い業界で導入されている。2020年12月東証マザーズに上場し、同年のIPO of the Yearを受賞。

①経営者として僕が矜持とするのは、正しいと信じる方向、且つできるだけ遠くにピンを立てること。デジタルマーケティングの世界はすべて数値化されてしまうため、近視眼的なマーケティング活動への引力が強い。馴染みきった「顧客理解」という言葉を余所に、気がつけば数字に向き合い追われる日々。担当者には長期を思考する暇も時間もない。それは、働く人、顧客、ブランド、企業の全てにおいて不健全な状態だ。だからこそ僕は「顧客起点のコミュニケーション」に取り組むことが、持続可能な顧客と企業の関係構築を実現すると証明したい。 将来振り返った時、あの頃は、デジタルが「悪さ」をしている時代だったねと言えたらいいと思う。

②おめでとうございます。宣伝会議が100周年を迎えるときにもお祝いのコメントを寄せることができるよう、超長期を見据えて僕たちも邁進していきます。

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後藤 洋

トライベック
代表取締役社長

慶應義塾大学卒業後、ソフトバンクを経てトライベックへ参画。総合型のDXコンサルティング企業として幅広いサービスを提供する企業体へと成長させている。同社代表取締役CEOとして、数多くのメディアやイベント登壇、マーケティングやDX研修講師などを務める。

①当社のパーパスは「ひとにやさしく、つなぐデジタルを」ですが、そこにはデジタルは単なる道具であり、中心は常に「ひと」であるという普遍的な思いがあります。変化を捉え、それを新たなイノベーションへと転換させるには「ひと」の意思が不可欠です。DXそしてAI全盛の未来に向けて、改めて「ひと中心」思考の原点に立ち返る必要があると思います。

②月刊『宣伝会議』さん、この度は70周年おめでとうございます。『宣伝会議』が発信するケーススタディやノウハウなどは多くの企業のイノベーションのインプットになっています。変化し続ける時代だからこそ、引き続き『宣伝会議』らしい時代を先読みする有益なアウトプットを期待しています。

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五明 泉

ジェイアール東日本企画
企画制作本部 取締役 企画制作本部長

1991年ジェイアール東日本企画入社。営業局配属後、通信、精密機器、加工食品、菓子のAEを歴任。「ポケットモンスター」アニメ化プロジェクトにもライセンスセールス領域で参画。2014年営業局長、2021年より現職。

①クライアントを通じて生活者に語りかける我々の仕事の根っこは、クライアントとの信頼関係にある。クライアントの要望を100%満たしても信頼は勝ち取れない。150%のアウトプット、即ち「感動を与えるパフォーマンス」を発揮してはじめて、クライアントの信頼を勝ち取ることができる。だからこそ誰よりも深く考え、誰よりも深くコミットする。先頭に立つ。その姿勢がチームを動かし、150%を生みだす。

②創刊70周年、おめでとうございます。広告界はモノクロからカラーへ、アナログからデジタルへと変遷し、今、広告をも越えていこうとしています。100周年を迎える頃、貴誌が我々の想像を遥かに超える賑わいで彩られていることを願ってやみません。

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