※本記事は月刊『販促会議』6月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。
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兵庫県で家具のオフプライスストア「ビッグウッド」を5店舗展開するブライダル・ボックスは、ビッグウッド伊丹店において、Z世代を対象にした「Z世代割」を3月14日から31日まで実施した。
「Z世代割」では、1996~2012年生まれの11~28歳を対象に、「Z」の文字が隠れている家具を定価の20(“Z”0)%の価格で販売。横から見るとかたちが「Z」に見えるテレビボードやラック、カバーの模様が「Z」に見えるソファ、絵柄の一部が「Z」に見えるペルシャ絨毯の絵画など、さまざまな家具を割り引きの対象とした。
「Z世代割」のほか、今後もユニークな企画を検討していくという。
当企画は、4月の新生活シーズンに向け、大学に進学して一人暮らしを始める人や新社会人を応援するために立案。大学生や新社会人が含まれる年代であるZ世代に向けたサービスを練る中で、横から見ると「Z」に見えるテレビボードが目に留まったことから発想に至った。
その結果、売上は前年同月比で164%に。実際に「Z世代割」を利用した人からは、「手に入りやすい価格なので、欲しいものが手軽に買えてありがたい」といった声が聞かれたという。
準備段階では、全商品の中から「Z」を見つけ出すことに苦労したが、今回一定の手ごたえを得たことから、「今後も『Z世代割』を実施できればと考えています」と、同社の石原敬太氏は語った。
そのほか、月刊『販促会議』6月号では、第16回「販促コンペ」審査員による座談会や、森下仁丹120周年リブランディング施策「#タイムスリップ仁丹タクシー」で実際に使われた企画書も掲載。「人が集まる、商品が売れる」アイデアと事例を多数紹介しています。
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