※掲載は氏名五十音順・敬称略
<質問文>
①コミュニケーション・ビジネスに関わるお仕事をされる上で、ご自身が矜持とされていることをお聞かせください。
②月刊『宣伝会議』の70周年に際して、一言コメントをお願いします!
①私はCMOからCDOとなり5年が経ちましたが、リアル店舗を持つファストフードにおいて、店舗はMediaであり、お客様の店舗体験価値を創出できる唯一の場所だと考えています。マーケティングとは売れる仕組みを創る「商いの全て」です。大事なのは「良い意味でプライドを高くもたないこと」で、仮説や意思を持っていても、時と場合によっては「どうでもよい」と言え、いつでも失敗した体験を共有できることがマーケターには一番大切だと考えています。
②70周年おめでとうございます!これまでいくつもの困難と人知れぬご苦労と工夫があったことと拝察いたします。広告・宣伝の役割がさらに変化していきますが、共に変革を続けていきたいと思います。
①「ひと」に興味をもつこと。「ひと」に対して自然と興味がわいてしまうというのが正しい言い回しかもしれません。おせっかいに感じられてしまうこともあるかもしれませんが、「ひと」と関わることで自分の立ち位置を確認しているのでしょうか。ですから、「ひと」からうける信頼が私のプライドです。たとえそれがひとりの「ひと」からだとしても。
②70周年おめでとうございます。私もこの業界に籍を置いて40年、いつも傍らに「宣伝会議」が積まれていた40年でした。これからもエッジの効いた記事をお願いします!
①私がまだ若手の営業だったころに、ある外資系企業のマーケターの方よりいただいた『マーケティングには理由が必要だ』という言葉をいつも念頭に置いています。営業はお金を稼いでくる部署だから、理由は何でもいい。でもマーケティングはお金を使う部署だから、誰もが納得する理由がないといけない。なんとなくいいよね、ではなく、ロジカルな提案をし、納得いただいて発注いただく。それが楽しくてこの仕事を続けています。
②70周年おめでとうございます!今も昔も、マーケターが一番頼りにしている媒体だと思います。弊社も今年で77年になるので、100年企業目指して共に歩んでいけたらと思います。これからもよろしくお願いします。