日本ケンタッキー・フライド・チキン、損害保険ジャパンほか5社 コミュニケーション・ビジネスに関わる仕事での矜持とは?

月刊『宣伝会議』は、日頃より広告・マーケティング・クリエイティブ産業に関わられる皆さまにお力添えいただき、70周年を迎えることができました。誠にありがとうございます。周年を迎えるにあたり、月刊『宣伝会議』5月号 では、関係各社の皆さまからコメントをいただきました! ご協力いただき、ありがとうございました。
※掲載は氏名五十音順・敬称略

<質問文>

①コミュニケーション・ビジネスに関わるお仕事をされる上で、ご自身が矜持とされていることをお聞かせください。
②月刊『宣伝会議』の70周年に際して、一言コメントをお願いします!

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小山 典孝

日本ケンタッキー・フライド・チキン
開発本部 取締役 常務執行役員 本部長

1990年入社。2022年4月 取締役常務執行役員。KFCの店長、エリアマネージャーなどの営業職を経て、商品開発、経営企画、購買、マーケティング、営業戦略を担当。現場がわかる開発本部長(オペレーション開発、店舗開発、建築施設)として、新フォーマット開発等を実効し、ビジネス成長に貢献。新店舗フォーマット開発、DX推進、店舗IoTやTechロードマップを実行している。

①私はCMOからCDOとなり5年が経ちましたが、リアル店舗を持つファストフードにおいて、店舗はMediaであり、お客様の店舗体験価値を創出できる唯一の場所だと考えています。マーケティングとは売れる仕組みを創る「商いの全て」です。大事なのは「良い意味でプライドを高くもたないこと」で、仮説や意思を持っていても、時と場合によっては「どうでもよい」と言え、いつでも失敗した体験を共有できることがマーケターには一番大切だと考えています。

②70周年おめでとうございます!これまでいくつもの困難と人知れぬご苦労と工夫があったことと拝察いたします。広告・宣伝の役割がさらに変化していきますが、共に変革を続けていきたいと思います。

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櫻井 浩一

オリコミサービス
代表取締役社長

1983年明治大学政治経済学部卒業、同年オリコミ(現オリコム)入社。メディア部門、営業部門、経営管理部門などに在籍。米国企業とのアライアンスや奥瑞可恩北京総経理など海外事業を手掛け、2023年にオリコミサービス代表取締役社長に就任。現在に至る。

①「ひと」に興味をもつこと。「ひと」に対して自然と興味がわいてしまうというのが正しい言い回しかもしれません。おせっかいに感じられてしまうこともあるかもしれませんが、「ひと」と関わることで自分の立ち位置を確認しているのでしょうか。ですから、「ひと」からうける信頼が私のプライドです。たとえそれがひとりの「ひと」からだとしても。

②70周年おめでとうございます。私もこの業界に籍を置いて40年、いつも傍らに「宣伝会議」が積まれていた40年でした。これからもエッジの効いた記事をお願いします!

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末武 直樹

日本経済広告社
第4営業本部 営業3局 局長

2007年に新卒で日本経済広告社へ入社。入社以来、外資系IT企業を中心に担当し、デジタル、BtoBマーケティングに精通。2023年より営業局長。

①私がまだ若手の営業だったころに、ある外資系企業のマーケターの方よりいただいた『マーケティングには理由が必要だ』という言葉をいつも念頭に置いています。営業はお金を稼いでくる部署だから、理由は何でもいい。でもマーケティングはお金を使う部署だから、誰もが納得する理由がないといけない。なんとなくいいよね、ではなく、ロジカルな提案をし、納得いただいて発注いただく。それが楽しくてこの仕事を続けています。

②70周年おめでとうございます!今も昔も、マーケターが一番頼りにしている媒体だと思います。弊社も今年で77年になるので、100年企業目指して共に歩んでいけたらと思います。これからもよろしくお願いします。

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