リッチモンドホテル接客インストラクターによる「観察力」の身につけ方

選ばれる接客をこれからも 未来へ向けた指導者としての意識

─これまでの経験を通じて、印象的な場面はありましたか。

ありがたいことに、宇都宮の店舗に勤務していた際には、訪問の度に私を指名してくださるお客さまがいらっしゃいました。

その方とは、今も連絡を取り合い、ホテルでの出会いから、長い間お付き合いがある関係性になっています。都内在住の方なのですが、わざわざ水道橋まで宿泊しに来てくださったこともあるんです。

当社が大事にしているのは、お客さまから“選ばれ続ける”接客を提供していくことです。このようなお客さまとの出会いがあったことによって、当社や自分自身が目指していた接客は間違っていなかったと思えることができましたね。

─今後の展望について教えてください。

当社の一番の強みは、“人”です。指導側であったとしてもやはり、お客さまからスタッフの接客を褒められると、私自身も嬉しい気持ちになるんですよね。

総支配人となった現在は指導側として、これまでの接客経験を活かす場面も求められると思います。責任者として、スタッフが集中してお客さまに向き合えるよう、現場の人間が最大限光る状況をつくっていきたいと思っています。

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