「父の日に買わないで。」のキャッチコピーで注目を集めた「DUNLOP REFINED(ダンロップリファインド)」の広告
特設展示場では「父の日に買わないで。」の理由として、商品ごとの特徴を紹介。シューフィッターが最適な靴選びをサポートするサービスも提供した。展示場で商品を購入することはできないが、ECサイトで注文可能なほか、「靴チヨダ三軒茶屋店」で特設コーナーを設置して販売を行った。
同施設を会場に選んだ理由は、ショッピングなどを目的に様々な客層が訪れるためで、無理に購入を促すことで本来の目的の妨げにならないようにする考えもあった。住友ゴム工業ライセンスビジネス部の小村幸子課長は「買わなくて済むため、気軽に試着できるメリットもある」と話した。
同ブランドは、ラッパーの呂布カルマ氏を公認大使に起用しているが、今回のキャンペーンでは呂布氏ではなく商品を前面に押し出した。商品を主役にすることで、機能面の周知拡大につなげる狙いだ。
この取り組みを通じて、ヒールタグをめくると夜間の安全につながる反射板が見えるなど、細かい機能性にこだわった同ブランドの魅力を周知。同ブランドのファン獲得に期待を寄せており、小村氏は「同ブランドで前向きになるサポートがしたい」と意気込みを語った。
