「香り」による消費行動の変化を分析 東芝テックの「香りリテールメディア」

導入第1号となったライオンコーヒーは、市場浸透に向けた様々な施策を実施している一方、コロナ禍の影響で試飲販売の実施が難しくなるなどの課題を抱えていた。特長である香りを売り場で訴求する手法として、同キャンペーンに魅力を感じたという。キャンペーンの実施店舗はイオンリテールが運営している「カフェランテ」。「イオンスタイル天王町店」(6月17日~7月16日)、「イオンナゴヤドーム前店」(6月20日~7月19日)の2店舗で実施する。

店頭に設置した「飲まないカフェ」のイメージ


東芝テックは「今までライオンコーヒーを知っていても、どんな香りか分からないため挑戦できていなかったお客さまも、簡単に香りを試すことができるため、リーチがしやすくなるのではないかと期待している」という。新規客の獲得に加え、既存客に新たなお気に入りフレーバーを見つけてもらう事にも期待を寄せる。
 
今後は食品だけでなく、柔軟剤や芳香剤などの日用品、香水など様々な香り製品のプロモーションを支援することを検討している。
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