Uber Eats Japan、講談社ほか5社 コミュニケーション・ビジネスに関わる仕事での矜持とは?

月刊『宣伝会議』は、日頃より広告・マーケティング・クリエイティブ産業に関わられる皆さまにお力添えいただき、70周年を迎えることができました。誠にありがとうございます。周年を迎えるにあたり、月刊『宣伝会議』5月号では、関係各社の皆さまからコメントをいただきました! ご協力いただき、ありがとうございました。
※掲載は氏名五十音順・敬称略

<質問文>

①コミュニケーション・ビジネスに関わるお仕事をされる上で、ご自身が矜持とされていることをお聞かせください。
②月刊『宣伝会議』の70周年に際して、一言コメントをお願いします!

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谷 喜久郎

新東通信
代表取締役会長

1941年、兵庫県川西市に生まれる。1972年 株式会社新東通信を設立、社長就任。1985年 日本とスペインの文化交流を目的に日本・カタルーニャ友好親善協会を設立。2001年 日本全国の広告会社の連携を目的にメイシス株式会社を設立、社長就任。

①日本の人口減少はとどまるところを知りません。ますます東京への一極集中の流れも止まらず、今後の日本を考えると不安がよぎります。日本が元気になるには、地方が元気にならなければならない。地方にも多くの広告会社があります。地方を元気にできるのは、まさに私たち広告業界だ!そんな一心で各社と連携を図りながら、事業を進めてまいります。

②月刊『宣伝会議』発刊70周年おめでとうございます。『宣伝会議』も70周年を迎えますか。私も広告業界に入り、60年が経ちます。『宣伝会議』は常に時代を的確につかみ、私たちに教示しながら進化されています。私も83歳となりましたが、まだまだ進化し続けたいと考えております。

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田部正樹

ラクスル
上級執行役員 CMO / SVP of Novasell
ノバセル
代表取締役社長

1980年生まれ。中央大学卒業後、丸井グループに入社。主に広報・宣伝活動などに従事。2007年テイクアンドギヴ・ニーズ入社。営業企画、事業戦略、マーケティングを担当し、事業戦略室長、マーケティング部長などを歴任。14年8月にラクスルに入社。マーケティング部長を経て、16年10月から現職に就任。18年より、これまでのラクスルの成長を約50億かけてドライブしてきたマーケティングノウハウを詰め込んだ新規事業、運用型テレビCMサービス「ノバセル」を立ち上げる。2022年2月分社化、ノバセル株式会社の代表取締役社長に就任。

①私の考えるマーケティングの仕事とは、新しい価値を創造し、ビジネスモデルとして確立させた上で、継続的なマネタイズまで導くことです。マーケティングを通じ、売上を伸ばし、さらには経営を改善する。換言すると、マーケターの最終地点は「経営者」だということ。そこにたどり着くためには、仕事の範囲にこだわらず、常に会社の損益に対し、責任を持って業務にあたることです。仮にそれが小さなプロジェクトでも、会社のお金ではなく自分のお金だと思うくらいの責任感を持って、仕事に向き合う。それがマーケターとしての信念です。

②広告マーケティング業界の発展に対して長い間尽力を続けてきていただきありがとうございます。個人的には2000年初頭の広告専門誌は読みふけりましたし、事業主としては人材ビジネスや社員育成にもお世話になりました。これからも唯一無二の業界特化型の「ホリゾンタルサービス」として期待をしております。

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永井 滋

大丸松坂屋百貨店
本社 営業企画部 部長

1993年松坂屋へ入社。以後2015年までの約20年間、静岡店で広告・宣伝、販促・催事企画、VMDなど、マーケティング・プロモーションに関わる業務全般を兼務。2016年、本社に異動後は、CSV活動「エコフ」の立ち上げや全社プロモーション企画を担当。現在は本社営業企画部 部長として、販売促進・インバウンドを担当している。

①仕事をする上でのモットーは、変わらないために変わり続ける=自分の「ものさし」を持ち、更新し続けること。私たちが生み出したモノ・コトは、人や社会に届き、感情を動かしてはじめて存在意義を持つと考えます。だからこそ、伝えたい先のことを想い尽くす、そこに時間とエネルギーをかけ続けたいですね。
②ビジネスとして「広告・宣伝」に携わって早30年。以来、バイブルのひとつとして常に身近な存在でした。これからも業界一「真摯なメディア」であり続けて欲しいです。

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