イオンペット初の猫専門店 自治体との連携で保護猫の譲渡促進

写真 店舗 約2200種類の猫用品を扱う「ネコライフストア幕張新都心店」

約2200種類の猫用品を扱う「ネコライフストア幕張新都心店」

「ふれあい教室」も人気で、「ピアシティ稲毛海岸」では学校教育の一環で小学生などの子どもが参加するケースが見られた。「猫カフェ」などと違い、保護猫は人に慣れていないケースが多く、単純に触れるだけでなく、猫の性格に合わせた触れ合い方を教えている。片目が機能していない猫や、投薬治療を受けている猫もおり、同社経営戦略室CSR担当マネジャーの柘植由梨子氏は「触ることだけでなく、その子を思ってあげることが大切。小さい子どもにも猫との接し方を教えていきたい」と話した。

ふれあい教室は現在、1日8回実施しており、1回10人まで参加可能。新店舗が落ち着き次第、1回の時間を伸ばし、1日6回にすることも検討している。

写真 人物 集合 6月22日のオープニング記念セレモニーでは、神谷俊一千葉市長やイオンペットの米津一郎社長などが参加した

6月22日のオープニング記念セレモニーでは、神谷俊一千葉市長やイオンペットの米津一郎社長などが参加した

イオンペットは物販や動物病院の利益を譲渡活動などに使用。柘植氏は「規模が大きい会社だからこそ実現できる社会的使命」と話す。集客力を生かして保護猫の現状や課題を周知するほか、里親と猫の同窓会などのイベントを実施することでファンを増やし、継続的な来店につなげる考えを示した。

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