ユーザーがいる場所にブランド側が足を運ぶ
原宿サン・アドは、1975年10月にサン・アドの本田技研工業担当部門が分離・独立して誕生した。以来、Hondaをはじめとする様々なクライアントのプロモーション設計から広告・販促物制作までを担う。現在のクライアントはグローバルに展開する企業からスタートアップまで幅広く、グラフィック、Web、ムービー、イベント、SNS運用など、適切なメディアを活用したトータルコミュニケーション設計をカバーしている。このほどリニューアルした同社サイトで、その仕事の一端を垣間見ることができる。
リニューアルしたコーポレートサイトに記されているのは「ブランドとユーザーをつなぐ『カルチャー』のよき理解者でありたい」。原宿サン・アドがクリエイティブワークの根幹に「カルチャーへの理解」を掲げる背景には、制作プロセスの変化があるという。
「これまではブランドへの憧れの醸成がクリエイティブの仕事で、それはブランドからユーザーへの一方通行のコミュニケーションでした。今はユーザーから発信されるカルチャーの力が強く、人を動かす力のある価値観がユーザーサイドで生成されています。ユーザーがいる場所にブランドが足を運んで、共感しながら一緒につくっていくことが求められているのです」
そのため、ユーザーが大切にする価値観への理解を深める必要がある。その「価値観」こそがカルチャーというわけだ。
カルチャー視点のクリエイティブ事例
【CASE1】HARUTA IMAGE GIRL 2024 WEBサイト
「ローファー」の持つカルチャーから生まれた、中高生に共鳴するサウンドコンテンツ
【CASE2】Hondaのハイブリッドシステム「e:HEV」Xアカウント運用
ワークショップでファンの声からインサイトを抽出し、SNSでの共感コミュニケーションをつくる
カルチャーを探求するアプローチ
原宿サン・アドではカルチャーを深く理解するためのクリエイティブリサーチから、アウトプットまでをワンストップで提供している。
アカウントプロデューサー、クリエイター(CD/AD/CW/Director)、Webディレクター、プランナーが在籍し、ユーザーリサーチから戦略構築・クリエイティブまでワンストップで対応する体制を取っている。
定量的な調査だけでなく、定性的なインタビューやオンラインワークショップ、さらに、質的データ分析やテキストマイニング分析などを、リサーチャーだけでなくプランナーやクリエイターも調査設計から分析まで手がけることで、ブランドやマーケティングの本質的な課題解決を支援する。
領域に特化したクリエイティブユニット
原宿サン・アドでは、領域に特化したユニット制度も導入し、さまざまなコミュニケーションの可能性を探求している。
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ENTERTAINMENT×BRAND×PROMOTION
多様な映像コンテンツ制作の実績を生かし、世界的な流行発信地<原宿>から、“予想を超える発想”や“まだ見ぬ新しい表現”を追求しているクリエイティブユニット。
THE END
Creative Director / Art Directorの赤迫仁が主宰するTHE ENDは、商品開発や広告企画に始まり、CM・グラフィック・パッケージ・Web・空間にいたるまで、コミュニケーションに関わる全てをデザインするクリエイティブユニット。
お問い合わせ
株式会社原宿サン・アド
URL : https://h-sunad.co.jp/
Mail : info@h-sunad.co.jp
Tel : 03-6450-5805(代表)