カルチャーの視点から価値観を探り、共感を創る。課題解決に伴走する原宿サン・アド

2025年に創立50周年を迎えるクリエイティブエージェンシーの原宿サン・アドは、このほどコーポレートアイデンティティを再構築した。多様化・複雑化するクライアント課題の解決のため、自社のケイパビリティを強化する狙いとともに、提供できる価値を明文化。6月にリニューアルしたWebサイトには、最新事例とともにそれらを記している。
実データ グラフィック Harajuku Sun-Ad

ユーザーがいる場所にブランド側が足を運ぶ

原宿サン・アドは、1975年10月にサン・アドの本田技研工業担当部門が分離・独立して誕生した。以来、Hondaをはじめとする様々なクライアントのプロモーション設計から広告・販促物制作までを担う。現在のクライアントはグローバルに展開する企業からスタートアップまで幅広く、グラフィック、Web、ムービー、イベント、SNS運用など、適切なメディアを活用したトータルコミュニケーション設計をカバーしている。このほどリニューアルした同社サイトで、その仕事の一端を垣間見ることができる。

リニューアルしたコーポレートサイトに記されているのは「ブランドとユーザーをつなぐ『カルチャー』のよき理解者でありたい」。原宿サン・アドがクリエイティブワークの根幹に「カルチャーへの理解」を掲げる背景には、制作プロセスの変化があるという。

「これまではブランドへの憧れの醸成がクリエイティブの仕事で、それはブランドからユーザーへの一方通行のコミュニケーションでした。今はユーザーから発信されるカルチャーの力が強く、人を動かす力のある価値観がユーザーサイドで生成されています。ユーザーがいる場所にブランドが足を運んで、共感しながら一緒につくっていくことが求められているのです」

そのため、ユーザーが大切にする価値観への理解を深める必要がある。その「価値観」こそがカルチャーというわけだ。

カルチャー視点のクリエイティブ事例

実データ グラフィック HARUTA Webサイト

【CASE1】HARUTA IMAGE GIRL 2024 WEBサイト

「ローファー」の持つカルチャーから生まれた、中高生に共鳴するサウンドコンテンツ

【CASE2】Hondaのハイブリッドシステム「e:HEV」Xアカウント運用

ワークショップでファンの声からインサイトを抽出し、SNSでの共感コミュニケーションをつくる

カルチャーを探求するアプローチ

原宿サン・アドではカルチャーを深く理解するためのクリエイティブリサーチから、アウトプットまでをワンストップで提供している。

アカウントプロデューサー、クリエイター(CD/AD/CW/Director)、Webディレクター、プランナーが在籍し、ユーザーリサーチから戦略構築・クリエイティブまでワンストップで対応する体制を取っている。

実データ グラフィック Workflow

定量的な調査だけでなく、定性的なインタビューやオンラインワークショップ、さらに、質的データ分析やテキストマイニング分析などを、リサーチャーだけでなくプランナーやクリエイターも調査設計から分析まで手がけることで、ブランドやマーケティングの本質的な課題解決を支援する。

領域に特化したクリエイティブユニット

原宿サン・アドでは、領域に特化したユニット制度も導入し、さまざまなコミュニケーションの可能性を探求している。

19-juke-
ENTERTAINMENT×BRAND×PROMOTION

多様な映像コンテンツ制作の実績を生かし、世界的な流行発信地<原宿>から、“予想を超える発想”や“まだ見ぬ新しい表現”を追求しているクリエイティブユニット。

THE END
Creative Director / Art Directorの赤迫仁が主宰するTHE ENDは、商品開発や広告企画に始まり、CM・グラフィック・パッケージ・Web・空間にいたるまで、コミュニケーションに関わる全てをデザインするクリエイティブユニット。

advertimes_endmark

お問い合わせ

株式会社原宿サン・アド

URL : https://h-sunad.co.jp/
Mail : info@h-sunad.co.jp
Tel : 03-6450-5805(代表)

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ