生命保険、純粋想起率トップは「日本生命」 NTTコム オンライン調べ

生命保険の契約プロセスを、「認知」「探索」「検討」「契約」に分けたパーチェスファネル分析では、「認知」から「探索」に移る際の離脱率が最も高く、60ポイント低下することがわかった。消費者全体を100とすると、生命保険ブランドについて認知している人は76.9%。保険の契約に向けて具体的に調べるなどの探索行動を取る人は17.5%となった。その後、「検討」段階に入る人は12.7%、「契約」に至る人は9.2%と、離脱率は比較的低い結果となった。

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションによると、「認知度上位企業においては、『探索』『検討』『契約』フェーズにおいても業界全体より脱落率が低く、最終的な契約を実現していた」という。

日本生命の2024年3月末時点の個人保険・個人年金保険の保有契約数は3482万件で、前期比0.5%減。同・新契約数は347万件で、同比15.7%減だった。アフラックの個人保険・個人年金保険の保有件数は2269万件で前期比2.3%減、新契約は78万件で、同比6.4%減だった。

有効回答数は1万9528人。調査対象とした生命保険会社は、SOMPOひまわり生命、アクサ生命、アフラック、オリックス生命、かんぽ生命、住友生命、ソニー生命、第一生命、東京海上日動あんしん生命、日本生命、プルデンシャル生命、明治安田生命、メットライフ生命。

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