プライドハウス東京とパナソニック コネクト他18社が、LGBTQ+への30のアクションをメッセージ

カレンダー形式で取り組みを紹介

まずは「6月がブライド月間である」ことを多くの人に知ってもらうために、新聞30段の紙媒体を活かし、壁に貼ると実際に6月のカレンダーとして活用できるデザインにした。Webサイトでは毎日「今日のアクション」が更新され、新聞では伝えきれない各アクションの背景や意図を知ることができる。
「平日は仕事関係、金曜日は飲みの場、休日は家族関係など、曜日とアクション内容を紐づけることで、私たちの身近な日常のシーンでLGBTQ+への思考を巡らせるきっかけづくりを心がけました」(アートディレクター 田中せり氏)

実データ グラフィック Webサイトで毎日更新される「今日のアクション」

実データ グラフィック Webサイトで毎日更新される「今日のアクション」

実データ グラフィック Webサイトで毎日更新される「今日のアクション」

実データ グラフィック Webサイトで毎日更新される「今日のアクション」

Webサイトでは、毎日「今日のアクション」を更新。

イベントやパレードといった取り組みが行われている一方で、一般の人にとっては何をすればいいか、まだまだわからないプライド月間。そのため、どんなに小さいことでも、何か具体的に行動を始めてみるきっかけをつくれないかと考えたのだ。

「大切だと考えたのは、『理解が深くない人にどうすれば興味を持ってもらえるか』と同時に、『当事者の方々が読んだらどう思うか』というバランス。プライドハウス東京やパナソニックコネクトの皆さんと連携しつつ、緻密にメッセージ検証を重ねました」(コピーライター 小川祐人氏)

広告が掲載された6月1日のプライド月間の初日以降、このプロジェクトに参加した20の企業・団体では、自社のイントラやSNSなどでPride Action30を紹介し、実践を促している。例えば「アライを理解した上で、レインボーグッズを身に着けてみる」というアクションについて、協賛社の1社はレインボースイーツを開発し、販売するというアクションに発展させた。さらに協賛社のネットワークを活用して、互いに呼びかける動きも出てきた。また、協賛社でなはないが今回の活動の趣旨に賛同し、Pride Action30を社内で告知したり、呼びかける動きも聞こえてきている。

「このアクションは続けることに意味があると考えています。Pride Action30がきっかけになり、アライの企業群がつながり新しい活動が生まれたりすることも、この活動の意義だと考えています」

スタッフリスト

全体
企画制作 プライドハウス東京、パナソニック コネクト、電通
ECD 佐々木康晴
CD 眞鍋亮平
コミュニケーションプランナー 三戸健太郎、真子千絵美
C 小川祐人
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AD 田中せり、矢部翔太
DEIコンサルタント 中川紗佑里
AE 岩城元、長谷雄介
CPr 三浦克矢
グラフィック
D 坂本亘、上道里奈
Pr 松野百合歌、杉山雅志
撮影 渡辺宏樹
美術 末広豪、永井和雄
ST 石田悠
HM 宮澤結弦
レタッチ 畑尾拓
製版 山下俊一
Web
Pr 古久保亜見
D 阿部拓海
テクニカルディレクター/フロントエンドエンジニア 木村優作
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