ブランドコンセプトは「海でいのちをつなぐ服」。同コレクションでは、「118」という数字と「118 番」を発信した際にドコモの基地局と繋がる830MHz〜の波形をコアアイデアとしたロゴをドコモがデザインし、ヘリーハンセンがアイテムのデザインを設計した。
Tシャツのフロントに「118 番」の説明となる「In case of emergency at the sea, call 118.(海の緊急時には 118 番をかけてください)」がプリントされており、バックには海の事故に関する啓発文章が英語でプリントされている。
啓発活動の第一弾として「海開きの日」である7月1日、片瀬西浜・鵠沼海水浴場(神奈川県藤沢市)にてイベントを開催し、Tシャツ130枚を贈呈。ライフセイバーや海の家従事者に着用してもらい、海水浴客への啓発を目指す。
また取組みの第二弾として「118」ロゴをデザインしたジャケットやパーカーなどのアパレルライン、トートバッグなどのアイテムを制作。2024年9月頃から全国のヘリーハンセン対象店舗にて、受注販売を開始する。
贈呈式には海上保安庁 総務部 政務課 政策評価広報室 室⻑の岡光豊氏、江の島海水浴場協同組合 理事⻑の栗原義忠氏らが参加した。
NTTドコモのブランドコミュニケーション部長の寛司久人氏によると、同部ではこれまで「新しいクリエイティブ・表現に挑戦し、ブランド価値を向上させる」ことを目的に、”Brand Creative Challenge” を掲げ、プロモーション制作の取組みを実施してきた。
「本取組みはその一環。『118 番』をもっと広く、多くのみなさまに知ってほしいという想いから、ゴールドウイン・海上保安庁の協力を得て実現する事ができた」と寛司氏は話す。
ゴールドウイン・ヘリーハンセン事業部長の古賀淳史氏は、「私たちは『BE WITH WATER』というメッセージのもと、海や水を軸にした『安全』『環境』『教育』に対するアクションをすることで、痛ましい海水難事故や海洋環境の汚染などの社会課題を解決しながら、海や水に触れる人、そこで遊ぶ人々を増やしていくことをブランドのヴィジョンとしている。当取り組みにより『118 番』が世の中に周知されることで、海水難事故から救える命が少しでも増えることを願っている」とコメントしている。