顧客を「ヒーロー」にするコーヒーボトル オリジナルボトルでサステナブル推進、ネスレ日本

コーヒーの空パッケージ回収とブランドメッセージの発信につなげる

ネスレ日本は、「ネスカフェ」の詰め替え用オリジナルデザインボトルを作成できる「ネスカフェ ヒーローボトルプロジェクト」を6月28日に開始した。専用サイトを通じてヒーローをイメージした自分の名前入りラベル画像を作成でき、特設ポップアップストアでオリジナルデザインボトルを実際に入手可能。ボトルに詰め替え用のコーヒーを入れ、空いた容器を回収ボックスに入れることでアップサイクルにつなげる。

顧客がデザインできるオリジナルボトルのプロジェクトは初の試み。自分ならではのデザインボトルをつくる体験を通じて「そのコーヒーは、あなたをちょっとだけヒーローにする。」というブランドメッセージを体感してもらい、新たなファンを獲得する狙いもある。

写真 オリジナルデザインボトルの作成を通じてアップサイクルを推進する「ネスカフェ ヒーローボトルプロジェクト」

オリジナルデザインボトルの作成を通じてアップサイクルを推進する「ネスカフェ ヒーローボトルプロジェクト」

ネスカフェは、「Make your world」というコンセプトのもと、サステナビリティに取り組むコーヒーを選ぶという行動が、自分や周囲、コーヒー生産国の農家や環境などにもポジティブな変化が広がるとし、「あなたこそが『ヒーロー』」という思いを発信している。その中で、「自分らしい世界(My world)」をより深く探求することなどをサポートしたいとしている。

飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒー&システム&ギフティングビジネス部の中西弘明氏は「『サステナビリティアクション』と聞くと、『ハードルが高い』と感じる消費者が多い」と話す。ネスカフェの瓶を、「Make your world」のコンセプトに合わせて自分らしくカスタマイズできることで「より楽しみながら、サステナビリティを身近に感じられるのではないか」と考え、今回のプロジェクトがスタートしたという。


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