サステナブルな取り組みをより多くの人に体験してもらえるように、ジェンダーレスで直感的に作れるヒーローのデザインを用意。中西氏は「パーツの組み合わせで構成されていても、どのヒーローも個性的な見え方になるようにしている」という。今回は「ネスカフェ」が主役ではなく、参加者が「ヒーロー=主役」という位置づけであるため、通常製品と比べて商品名のロゴが小さい点も特長だ。
施策のターゲットは若年層を意識しているが、より多くの人に体験してもらいたい考え。家族や友人の名前を入れることもでき、ギフトや「推し活」アイテムとして活用することも推奨している。
「ネスカフェ」は1930年代に、コーヒー豆の大豊作と価格の暴落に頭を悩ませていたブラジル政府からの要請を受け、ネスレが保存に便利なソリュブルコーヒーを開発、製品化したことから1938年に誕生した。同社によると日本で消費されるコーヒーの約5杯に 1 杯がネスカフェで、世界中で毎秒6000杯が飲まれているという。