漫画の台詞がきっかけ、元祖「ファンタ学園」と同じ学校で撮影
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の人気漫画『呪術廻戦』は、7月4日の最新巻・27巻の発売に合わせて、プロモーションを展開している。
企画の目玉は、実写Webムービー「ファンタ学園 超人先生」篇。27巻で注目が集まる「髙羽史彦」という半裸のお笑い芸人のキャラクターを「超人先生」として先生役に迎え、生徒との勢い溢れるやり取りが繰り広げられる。2000年代前半に放映されていた「ファンタ」(日本コカ・コーラ)の名物CM「ファンタ学園」シリーズをオマージュした内容となっている。
4:3の画面比率も当時を再現。作中で髙羽と敵対するキャラクター 羂索(けんじゃく)も登場する。
クリエイティブディレクターを務めるのは、電通の佐藤雄介氏。27巻のとあるシーンで発せられる「ファンタだー!!」というセリフをきっかけにこのムービーが生まれた。
「元の『ファンタ学園』CMシリーズと、『呪術廻戦』の世界をどう融合させるか。テンポ感やキャスティング、細部にまでこだわりました。キャスティングはパッと見た時のビジュアルの説得力が必要なので、オーディションの際は非常に粘り、結果最高の高羽役と羂索役に出会えました。また冒頭の校門カットも、昔のファンタ学園と同じ学校で撮影しています。チラッと見える他の生徒の“大喜利”の答えも注目していただきたいポイントです」(佐藤氏)。
「ファンタ学園 超人先生」CM舞台裏ショット
こんなところに呪術廻戦…?#呪術廻戦#ファンタ学園 https://t.co/sTOu8hLwfw pic.twitter.com/kFF7NCGn8z— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) 2024年7月5日
撮影セットの中にも『呪術廻戦』の要素が散りばめられている。
本ムービーの公開前後には、ティザーとしてSNS上で、映画予告風のWebムービーやグラフィックも展開。
ティザームービー。
SNS上で展開されたグラフィック。
また7月4日から10日かけて新宿と渋谷で、Wi-Fiの電波を発信するアドトラック「余計なお世Wi-Fiトラック」も走らせている。作中での髙羽のギャグ「余計なお世Wi-Fi」をモチーフにしたものだ。
7月4、6、8、10日は新宿を、5、7、9日は渋谷を周遊する。
「“このタイミングでしかできない”ことを意識してつくった企画。27巻と併せて、楽しんでいただけたら」(佐藤氏)。
スタッフリスト
Webムービー(「ファンタ学園 超人先生」)
企画制作
電通、ギークピクチュアズ
CD
佐藤雄介
企画
宗像悠里
企画+C
平田航聖
AD
瀧澤章太郎、儘田岳賢
コミュニケーションプランナー | 関遼 |
クリエイティブテクノロジスト | 村上晋太郎 |
CPr | 飯田慶介、葛生知菜美 |
Pr | 大竹聡、早坂匡裕 |
PM | 庄璃花子 |
演出 | 渋江修平 |
撮影 | 田嶌誠 |
照明 | 前島祐樹 |
美術 | 松永桂子 |
編集 | 市原賢治(オフライン)、佐藤悠太(オンライン) |
MA+SE | 堂坂武史 |
ST(高羽)+特殊メイク(夏油) | 松岡象一郎 |
ST | 匂阪真人(生徒)、大谷紅葉(夏油) |
HM | 太田絢子 |
ウィッグ(夏油) | 水崎優里 |
CAS | 元川益暢、鈴江こころ |
AE | 粟野卓、滝井陵介 |
出演 | 牧野裕夢(髙羽史彦)、村田凪(夏油傑/羂索) |
Webムービー(ティザームービー) | |
演出+編集(オフライン) | 小林大祐 |
モーショングラフィック | 平井秀次 |
音楽 | 鈴木聖也 |
MA | 伊藤孝輔 |
SE | 綾城重理人 |
NA | 立木文彦 |
GR(SNS) | |
CD | 佐藤雄介 |
AD | 瀧澤章太郎、儘田岳賢 |
企画+C | 平田航聖 |
企画 | 関遼、宗像悠里、村上晋太郎 |
D | 浅岡敬太 |
Pr | 川瀬理絵 |
撮影 | 興村憲彦 |
レタッチ | 原島良輔 |
AE | 粟野卓、滝井陵介 |