AIの役目とは何か
そのような会話相手として、どのような役目を担ってもらえればよいでしょうか?
ここでは、AIの役目を3つの分けてみます。
1)まとめる
2)ひろげる
3)いいかえる
ひとつ目の「まとめる」は、「要約」になります。マーケターのお仕事であれば、市場調査や戦略立案などの際に大量の文書を作成することになるかと思います。調査結果を簡単にまとめてもらったり、プレゼン資料として分かりやすくするためなど、この役割は非常に重宝することになるはずです。
ふたつ目の「ひろげる」は、「まとめる」の逆ですね。マーケターのお仕事でいうと、広告やプロモーション担当なら、いくつかのキーワード(プロンプト)を提示すれば、広告のアイディアを提案してくれたり、ブレストの相手になってくれます。
3つ目の「いいかえる」は、「翻訳」がそれにあたります。販売促進時における海外展開などでは、日本語をすぐさま正確性の高い英文などに訳してくれます。
また、広告の画像イメージをベースに動画に変換するなどの未来もすぐそこに来ていると言えるでしょう。このように、画像や音楽、文字情報などのモーダルを行き来しながら表現形式を随時変えることも、AIは得意分野のひとつになっていくことでしょう。