本記事は月刊『販促会議』7月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。
三養ジャパンは4月1日から30日まで、「ブルダック炒め麺の日」レシートキャンペーンを実施。同社のブルダックカルボナーラシリーズを購入したレシートをWeb上で登録すると、抽選で413名にデジタルギフト1000円分がその場で当たるという内容だ。
ブルダックブランドのグローバルカラーは「オリジナル味」の黒色だが、日本市場では「カルボナーラ味」のピンク色をブランドカラーとして確立。手に取りやすい印象を目指している。
同社は、韓国発の激辛麺「ブルダック炒め麺」の日本市場におけるマーケティング施策として、ブルダック炒め麺公式キャラクターの誕生日「4月13日」を「ブルダック炒め麺の日」に制定。今回の企画は、その記念日にあわせて、日本でのマーケットシェアがNo.1の「カルボナーラ味」に焦点を当てたキャンペーンを行いたいと立案した。
これを通して、ブルダックシリーズの売れ筋・看板商品である、カルボナーラ味の認知拡大とシェア率の向上を目指した。応募数は順調に伸び、既存顧客はもちろん、当企画をきっかけに初購入したという新規顧客の応募も見られている。キャンペーンの告知にあたって、量販店の売り場に販促物を置きたいという思いもあったが、実現は難しかったことから、SNSなどWebでの発信に注力。集客のカバーを図った。
また、集客が落ち込みやすいキャンペーン期間中盤には、Xでインスタントウィン施策を実施。レシートキャンペーンの注目度も上がり、応募数を前日比8倍まで盛り返すことに成功した。
そのほか、月刊『販促会議』2024年7月号では、縦型動画や縦型ショートドラマのプロモーション活用について取材しています。また、第16回「販促コンペ」から新たに最終審査員に加わったADKマーケティング・ソリューションズの杉浦 充氏が話す、企画の「最後の追い込み方」も掲載。「人が集まる、商品が売れる」アイデアと事例を多数紹介しています。