博報堂G、鈴木おさむ運営のファンドに出資 エンタメ領域等で協業

博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは8日、ゴーイングメリー社および鈴木おさむ氏が運営するスタートアップファクトリー1号有限責任事業組合が運用するファンド「スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合」への出資を発表した。

元放送作家、作詞家、ラジオパーソナリティの鈴木おさむ氏は2024年3月、32年にわたる放送作家としてのキャリアを引退。引退後は4月に新会社「スタートアップファクトリー ゴーイングメリー」を立ち上げるなど、スタートアップ企業の支援を行ってきた。

スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合は、鈴木氏がエンタテインメント業界で培ったコンテンツプロデュースノウハウなどをもとに立ち上げたベンチャーキャピタル。日本の次世代コンテンツ・IPの領域やエンタメ産業のグローバルでのビジネス展開、およびBtoC新規事業の創出支援のためのスタートアップ投資を目的としている。

投資領域はコンテンツ・IP企業ならびにライフスタイル領域で、ファンド期間は10年。スタートアップファクトリー1号有限責任事業組合がGP(ゼネラルパートナー)を務め、博報堂DYメディアパートナーズと博報堂がLP(リミテッド・パートナーシップ)投資を行う。

同出資により博報堂DYメディアパートナーズは、コンテンツ・エンタテインメントビジネス領域において、最新情報の収集やB2Cスタートアップとの協業機会を模索しながら、既存事業の付加価値化や新規事業創出に取り組む。

また博報堂は、新規事業開発組織「ミライの事業室」が取組む社会課題解決型ビジネスにおいて、鈴木氏がこれまでにも数多く携わっている地域創生事業の発掘と協業を推進するとしている。

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