日本郵政グループの新コミュニケーションが開始、CMで共通アイコンお披露目

日本郵政は13日、グループ4社横断の新たなコミュニケーション施策の一環でテレビCM「3色の鳥・登場篇」の放映を始める。郵便・貯金・保険という3つのコア事業のカラーをまとったアイコン「チッチチ」が登場し、今後、グループの広報宣伝活動の共通アイコンとしても登場する予定。チッチチの声は俳優の趣里が務めている。CMの企画制作は電通、電通クリエーティブXなど。

日本郵政グループは日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を主要4社として構成されている。2022年度からグループ共通のキャッチコピー「進化するぬくもり。」を基に、4社の広告表現を統一し、郵便局を核とした広報・宣伝活動を実施してきた。

今回のコミュニケーション施策はその取り組みを引き継いだほか、2021年に策定した中期経営計画を見直し、2024年5月に公表された2カ年計画「JPビジョン2025+」の実現を広報・宣伝活動を通して後押しするために展開した。施策を通して、日本郵政グループと郵便局への期待感醸成を目指す。

チッチチはグループの3つのコア事業(郵便・貯金・保険)のカラーをまとい、口癖は「チッチッチ」。全国に2万4000局ある身近な郵便局と、アプリなどのデジタルサービスの両面で、「いつでもそばにある郵便局」の価値を伝えられるように、俯瞰的な視点で寄り添えて、鳴き声が特徴的な鳥のアイコンがつくられた。

広告では、この口癖を合図にグループの新たな商品やサービスを小さな驚きや発見とともに伝える語り部として活用していく。

デザインにあたっては、チッチッチと鳴く時の動きや、独特な深みや可愛らしさを感じてもらえるよう感情を読みづらい表情にこだわった。グループ各社の新たなイメージへと刷新する目印になることを目指している。

CMでは「手のひらの郵便局はじまる。」というナレーションと共に、チッチチが郵便局や街なかなど、さまざまな場所で郵便局を利用する人びとのもとに現れる。郵便局やアプリ、保険の相談、宅配ボックスなどさまざまな場面を映すことで、グループの事業を紹介している。チッチチの声は俳優の趣里が務め、CMでは音楽に合わせて「チッチッチ」と軽やかに歌い上げている。

写真 CM カット 3色の鳥・登場篇
写真 CM カット 3色の鳥・登場篇

このほか、12日には新聞広告も掲載。赤い背景に、全身赤色の服に身を包んだ趣里とチッチチが大きく載ったビジュアルで、「あらためて、はじめまして。郵便局です。」というメッセージが添えられている。今後、グループの特設サイトや公式SNSでも周知していく予定だ。

実データ グラフィック 日本郵政新聞広告

12日、読売新聞に掲載予定の新聞広告。

スタッフリスト

企画制作 電通、電通クリエーティブ X
ECD 磯島拓矢
CD+企画 野崎賢一
CD 糸乗健太郎
企画+C 北恭子
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AD 松下仁美、佐野茜
CPr 島朋子、住友幸代
Pr 爲末亘哉、瀬川高
PM 八塚大志、高橋要
演出 垣内美香
撮影(映像) 近藤龍人
照明 尾下栄治
美術 相馬直樹
キャラクターデザイン YKBX
CG 山本浩
ST 中井綾子(趣里)、坪根華子(サブキャスト)
HM 山崎聡(趣里)、奥田新菜(サブキャスト)
AE 宇都宮淳、鵜篭靖央、菅野智英
出演 趣里

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