「接客コンテスト」を初開催 セブン-イレブンの50周年事業

創業以来初のコンテストを開催

さらに、初の取り組みとして「全国接客コンテスト」を開催。きっかけは、加盟店オーナーからの要望だったという。「『店舗で活躍する従業員の接客技術や経験を発信できる場がほしい』というお声を聞き、ビジョンのひとつである『人財』の取り組みとして実施が決まりました」(矢田氏)。

「全国接客コンテスト」は、全国160の会場で地区予選会を実施。予選会の1位獲得者のみがエリア予選会に進出し、そこで選ばれた22人が全国大会へ。全国大会に出場できたのは参加者の1%未満という狭き門となった。

「出場された方や加盟店オーナー様からは、モチベーションアップはもちろん、他の方の接客を見ることもいい刺激になったと、大変好評をいただきました。毎年開催するスキームをつくり、すでに今年も予選が始まっています」(明神氏)。

全国接客コンテストでは、年配の利用者が来店したシチュエーションでの模擬接客を競い合った。当日の模様は、社内向けに後日アーカイブ配信を行った。

今回の50周年事業プロジェクトによって、新たな文化も根付き始めている。「周年事業は、全社横断的に構成したメンバーが密に連携を取りながら検討を行い、社長や経営層に提案をするボトムアップ型で推進しました。その経験は、あらゆる課題に対して社員自ら課題認識を持ち、コミュニケーションをとりながら共に解決に取り組む企業風土の醸成につながっています」(明神氏)。

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