アニメとボカロで表現する世界観 ネット世代に向けた「マロッシュ」新CM、カンロ

再販希望多数の人気フレーバー復活

カンロはホイップ型の新感覚お菓子「マロッシュ」の新WebCMを7月8日に公開した。マロッシュ公式サイトやカンロ公式YouTubeチャンネルで閲覧可能。イラストレーター「coalowl(コールアウル)」氏と、合成音声ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)」を使って楽曲制作を行うプロデューサーたちが結成した「ボカロPユニット」の「キツネリ」を起用。アニメ、ゲーム、音楽に興味関心があり、高いネットリテラシーと発信力を持つ15~24歳男女グミユーザーをターゲットとしており、同商品の食感の周知と新規ユーザーの獲得を図る。一部店舗での限定発売時に好評だった「マロッシュ コーラ味」も7月9日から全国で発売開始した。

写真 CM カット 「マロッシュ」新CM

一度聴いたら耳から離れないような中毒性のあるアニメと楽曲を組み合わせた新CM

新WebCMでは、話題のアニメやCMで起用される人気イラストレーター「coalowl」氏によるマロッシュオリジナルキャラクター「マロッシュちゃん」と「マロッチュくん」が中毒性のある楽曲に合わせてダンスを繰り広げる。「ねえねえ、マロッシュ。君は一体なんなんだい?」「鍵は弾力最適解」というフレーズと、ホイップ型をイメージしたハンドサインなどのポップな振り付けで「マロッシュ」の世界観を表現している。

カンロブランド開発部の高島稔昭部長は「coalowl氏は、今回のプロモーションターゲットと親和性の高いクリエイター」とし、「ユーモアさやエモーショナルな世界観がマロッシュのコンセプトと合致していた」と起用理由を説明。マロッシュの世界観との親和性を意識したという。

ダンスの振り付けは、「TikTok」でダンスを投稿し、動画再生数は5000万回を超えるグループ「ローカルカンピオーネ」が2022年のマロッシュのCMに続き担当した。俳優の柄本佑氏などがダンスを披露した2022年のCM放映時には、約500本のUGCダンス投稿を創出するなど、高い効果があったという。

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