運動習慣がある20~40代男女がターゲット
ロッテはキシリトールブランドのスポーツ用ガム を7月9日に発売した。「キシリトール スポーツガム〈ミント〉」「キシリトール スポーツガム〈シトラス〉」の2商品をラインナップ。スポーツ中の喫食に適した硬さが特長で、日常的に運動を心掛けている20~40代の男女がターゲットだ。運動意識が高まりやすい夏場に積極的に訴求する考えで、RIZAPが運営するコンビニジム「chocoZAP」とのコラボ施策を実施。7月16日~8月15日に、chocoZAPの都内一部店舗で、有料会員向けに「キシリトール スポーツガム〈ミント〉」のサンプリングを行う。
同社は1948年の創業当初から「噛むこととスポーツ」の関連性などについて長年研究を行っており、2018年には「噛むこと研究室」を発足。「噛むこと」で得られる効果などについて、研究を加速させている。
研究の結果、「噛むこと」と身体を動かすこととの関連性が判明。そこでスポーツや日常の軽い運動時など、幅広いシーンに合わせて噛み続けやすい商品を提案するため、同商品の開発に至った。コミュニケーション広報部の水野路可氏は「『日々の運動にちょこっとプラス』をコンセプトとしたガムを発売できた」と話した。
同商品は一般的なガムと比べてガムベースを多く配合することで、一定の硬さとリズムで噛み続けることができる。噛みごたえだけでなく、爽やかな香りが続く点も特長だ。
一般的に硬い食感のガムは、噛み始めの香りや甘味の広がりが弱くなるが、同商品は原材料の組み合わせや配合を追究し、香りや甘味を感じられるようにしている。シトラスのガムについては、10種類以上のシトラスの香料から組み合わせを模索し、50回以上の試作を繰り返したという。