万博チケット230万枚突破で「極めて順調」 更なる勢い求め「ミャクミャク」がダンス披露

未来を担う子供やファミリー層にチケット訴求

2025年日本国際博覧会協会は「大阪・関西万博」の入場チケット購入者を対象としたキャンペーン施策を盛り上げるため、公式キャラクター「ミャクミャク」によるダンス動画を作成した。7月17日に同協会公式YouTubeチャンネルで公開。2023年11月から発売開始した入場チケットは現在、企業・団体購入を中心に230万枚以上販売しており、計画通りに推移しているという。秋からは早割券を販売するほか、万博の展示内容などが公開され始めることから、一般客の購入も加速するとみており、キャンペーンや動画を通じてファミリー層への訴求に力を入れる考えだ。

写真 人物 大阪・関西万博スペシャルサポーターの伊原六花氏(中央)と「ミャクミャク」(右端)小林氏(左端)

17日の記者発表会では大阪・関西万博スペシャルサポーターの伊原六花氏(中央)と「ミャクミャク」(右端)が30秒バージョンのダンスを披露。小林氏(左端)も登壇した

2025年4月13日から10月13日まで、大阪市の夢洲で開催する「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)。一部の海外パビリオンの建設が遅れているなどの課題もあるが、会場のシンボルとなる「大屋根リング」が8月末につながる見通しで、全体では予定通りに進んでいるという。ボランティアやサービスクルーの募集、工事の見学ツアーなども盛況で、広報・プロモーション局長の小林浩史氏は「極めて順調」と強調した。

6月7日からは入場チケット購入者を対象としたプレゼントキャンペーン「ミャクミャクぽん!」を開始。各種サービスで利用する共通のログインID「万博ID」を登録して入場チケットを購入することで、抽選で景品が当たるプレゼント企画だ。大人と子どもでプレゼントの内容が異なり、大人にはEXPO2025デジタルウォレットの電子マネー「ミャクペ!」(3万円分、2万円分、1万円分)とNFT「ミャクーン!」、子どもには「ミャクミャクぽん!」限定デザインの万博グッズ(非売品)の詰め合わせをプレゼントした。万博グッズには「ミャクミャク」のぬいぐるみやトートバッグなどが含まれている。


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