約300点の優れたデザインを総覧できる企画展「日本のグラフィックデザイン2024」が7月1日からスタートした。港区の「東京ミッドタウン・デザインハブ」で8月25日まで。
本展は、日本デザイン振興会、日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)などが運営する「東京ミッドタウン・デザインハブ」が毎年開催。JAGDA会員の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』の中から、約300点を実物と映像で展示している。作品は雑貨や書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、空間デザインなど多岐にわたる。
またギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では「2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」(主催・日本グラフィックデザイン協会)が8月24日まで開催されている。
こちらの会場では、亀倉雄策賞を受賞した北川一成氏の「KAMIZU」や、JAGDA新人賞を受賞した岡崎真理子(REFLECTA,)、坂本俊太(hakuhodo DXD)、山口崇多(collé)の3氏の作品が展示されている。
北川氏の作品「KAMIZU」。八百万の神などをモチーフにした多様なキャラクターをつくり、アイテム制作やイベント展開などを行った。
「日本のグラフィックデザイン2024」の会期は、7月1日から8月25日まで、無休。開場は11時~19時。入場無料。
「2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」の会期は、7月22日から8月24日まで、日曜祝日は休館。開場は11時~19時。入場無料。