「THE YELLOW MONKEY」とコラボレーション
健康総合企業のタニタは、結成35周年を迎えるロックバンド「THE YELLOW MONKEY」とのコラボ商品を発売した。タニタカフェが監修したジャムに続く第2弾コラボで、メンバーの音声でナビゲーションする「音声体組成計」1種と、「3Dセンサー搭載歩数計」2種をラインナップ。音楽を切り口に健康に関心を持ってもらう狙いがある。今後、幅広い年代のアーティストとコラボする予定で、若年層から大人まで健康づくりのきっかけを提供する考えだ。
見る角度によって色が変わる音声体組成計（左）とバンドロゴとメンバー画像を用いた歩数計
「THE YELLOW MONKEY」は、吉井和哉氏、菊地英昭氏、廣瀬洋一氏、菊地英二氏の4人からなる日本のロックバンド。タニタの公式Xの担当者がファンだったことが、コラボのきっかけだという。
そこから、「音楽を切り口にファンを健康にしたい」という考えが「THE YELLOW MONKEY」とも一致したことから企画がスタートした。「健康に関心が高くない人でも、グッズ感覚で当社の商品を使ってもらうことで、結果的に健康への関心が高くなるのではないか」という期待感もあったという。
7月3日からECサイトで予約受付を開始。予約の締め切りは8月1日で、発送は10月上旬以降を予定している。予測以上の予約があり、予約開始時はアクセスしづらい状況になるほどの盛況ぶりだという。新商品推進部の関口晃洋氏は「びっくりするくらいの予約を頂いて、頑張って生産を進めている」と話した。
コラボ商品の「音声体組成計」は本体の外装に特殊な塗装を施し、見る角度によってブラックやゴールドに変化するなど「THE YELLOW MONKEY」の世界観を表現している。
今回のコラボのためにメンバー全員の声を収録。計測結果に対して「いい結果だね。ご褒美に何か美味しいものを食べよう」といったメッセージを読み上げることで、楽しく計測できる。誕生日にはお祝いのメッセージも読み上げる。
関口氏は「4人の音声を上手くMIXさせることが難しかった。重なった4人の音声から、メンバーの一体感・結束感を感じてもらえると思う」と強調した。
