人形劇でリアリティと癒しを両立 ディテールにこだわった漢方薬の新CM、クラシエ

イメージ 「更年期障害」をテーマとした「悩みも同級生」篇。人形劇で症状のつらいイメージをやわらげつつ、リアリティをもって訴求している

「更年期障害」をテーマとした「悩みも同級生」篇。人形劇で症状のつらいイメージをやわらげつつ、リアリティをもって訴求している

キャラクターの声優には前作に引き続き声優の三森すずこ氏を起用。これまで様々な役柄を幅広く演じてきた経験があり、今回は1人で5役を演じ分けている。「恋かしら?」篇では「ほてり」に悩む母親とその娘のキャラクターを、「悩みも同級生」篇では「気疲れ・だるさ」に悩む更年期世代のキャラクターを演じた。前回に引き続き、CM冒頭部分で流れる同社のコーポレートスローガン「夢中になれる明日 Kracie」の声も担当している。

「漢方セラピー」ブランド担当の砂橋久瑠実氏によると、新CMで取り上げた「ほてり(ホットフラッシュ)」や「更年期障害」は、本人の努力では解決が難しい「ホルモンバランスの乱れ」が原因だという。「だからこそ、『自分だけじゃない』という連帯感と癒しを大切にしている」と話す。

同CMシリーズは、2023年2月の第1弾、同年8月の第2弾放映以降、多くの反響が寄せられている。特にキャラクターへの反響が想像以上に多く、お客様相談センターにもグッズ化の予定について問い合わせがあるほか、取引先からも、キャラクターグッズや販促物に関する要望が届いているという。SNS上でもキャラクターに共感する声が目立つ。


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