博報堂ら、育児・介護休業法改正に対応した休暇制度新設

博報堂、博報堂DYメディアパートナーズは新たな休暇制度「かぞくおもい休暇」(かぞく休)を開始すると7月24日に発表した。本制度は2025年4月1日より段階的に施行される育児・介護休業法の改正に先行して対応する取り組みとなっている。

ロゴ かぞく休

「かぞくおもい休暇」は、子どもの行事への参加や家族の看護・介護のために、特定積立休暇(翌年に繰り越すことのできなかった年次有給休暇を別途積み立て、一定の利用条件のもと取得できる休暇制度)の中から最大5日取得できる休暇制度。

これまでは、一定の要件の上での看護・介護や社員自身の入院、妊活のために取得できた「特定積立休暇」の取得事由に、入園・入学式など子どもの公式行事への参加や、妊婦健診や家族の受診時の付き添いを含む看護・介護が追加された形になる。

それぞれの適用範囲は以下のようになっている。

①子どもの行事への参加
園や学校の公式行事。原則「入園・入学式」「卒園・卒業式」「学芸会」「音楽会」「運動会」「授業参観」「親子遠足」、またはそれに準ずるもの。

②家族の看護・介護のための付き添い
医療施設(含む妊婦健診)・介護施設への付き添い、医療施設・介護施設・自宅等での看護・介護。

また、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズは、「かぞくおもい休暇」制度を含む両立支援施策「huug(ハーグ)」を同時に開始。

「huug」には、忙しい時間の夕食づくりなどをサポートする「ごはんサポート」、長期休暇中のこども向けプログラム「学童サポート」、仕事と育児の様々な両立の形が分かる「huugママパパ図鑑」の4つの育児や介護との両立支援策が含まれるという。

写真 店舗・商業施設 ごはんサポート

「ごはんサポート」では、「宅食サービス」の割引補助や、野菜の生産者と利用者をつなぐ共同配送物流システム「やさいバス」を活用した社内販売などを通じ、社員の夕食づくりをサポートする。

実データ グラフィック huugママパパ図鑑

「huugママパパ図鑑」では、仕事と育児の様々な両立スタイルをママパパ図鑑にまとめ社員向けにイントラネットで公開する。

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