日本ハム、片手で食べる“タイパ”ラーメン発売 ゲーマーの若手社員が開発

日本ハムは7月27日、スパウトパウチの封を開けるだけでそのまま食べられる「BOOST NOODLE」(ブーストヌードル)を発売した。究極の“タイパ”ラーメンとして、打ち出していく。

本商品は、片手で食べやすい16mm口径のスパウトパウチに、短くカットした麺のほか、チャーシューやメンマがゼリー状の濃厚魚介豚骨スープと絡み合った状態で入っているラーメン。1パック120g、かつ常温保存が可能なことから買い置きにも適しているという。麺はスープの中で麺がのびてふやけてしまわないよう、こんにゃくを使用した。

写真 商品 「BOOST NOODLE」(ブーストヌードル)

日本ハムでは2018年から、若手開発担当者が新商品のアイデアを提案するイベント「開発甲子園」を毎年実施。2022年の開発甲子園で優勝したのが、eスポーツ市場向け商品「BOOST NOODLE」だった。

開発したのは、自身もゲーマーと話す日本ハムの若手担当者。オンライン対戦型ゲームを長時間プレイしながらもラーメンを食べたいとの発想から、「“タイパ”追求型ラーメン」にたどり着いたという。

同商品によって、ゲーマーの「高額で大切なゲーム機器を汚したくない」「ゲーム中に片手で簡単に食べたい」「ゼリー飲料や飲み物ではなく食事に近いものを食べたい」といったニーズを満たすことを図る。

さらに、近年スマートフォンの普及により、ワンハンドで手軽に食べられる食品への需要は高まりを見せている。そのような背景もあり本商品は、長時間ゲームを楽しむゲーマーのみならず、食事に時間をかけられないとき、通勤や旅先への移動中に簡単に食事をとりたいときにも利用可能だとしている。

advertimes_endmark


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ