タケモトピアノがAI活用の新CMを制作　 8月から関西で放映

公開日2024.7.30

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タケモトピアノが8月1日より、新テレビCM「タケモトピアノAI篇」の放映を開始する。

「もっともっと篇」より。

中古ピアノの買取や輸出販売を手掛ける大阪のタケモトピアノは、1997年よりテレビCMの放映を開始。財津一郎氏が出演し、「ピアノ売ってちょーだい」「もっともっとタケモット」の歌詞と独特のメロディで20年以上にわたって放映され、近年は“赤ちゃんが泣き止むCM”としても話題になっていた。

今回新たに制作されたCMは、AIと実写の融合によって生まれたダンサー（ピアノの妖精）が主役となり、広大な自然の中でパフォーマンスを繰り広げる。

「もっともっと」篇より。現在同社のイメージキャラクターとなっているキリンが登場する。

「みんなまあるく」篇より。振付けは、前CMでダンサーとして出演していた振付稼業air:manの菊口真由美氏が務めた。

財津一郎氏は2023年10月に死去。CMについて創業者である代表取締役会長の竹本功一氏は「財津一郎さんが築き上げてくださったブランドイメージを大切にしつつ、新しい技術を取り入れて進化させることが重要だと考えました」と話す。

財津氏が亡くなった当時、同年8月をもってCM放映を終了し、9月末に財津氏との出演契約も切れていたことを明かしていた同社。その後11月の『SMBC日本シリーズ2023』放送中にオンエアされたCMはピアノを修繕する様子を描いたものになっていた。

約9カ月ぶりとなるテレビCM は関西地区で放映されるほか、29日から同社YouTubeチャンネルにて公開している。

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